昨年のワールドタイトル獲得に続き、今年もタイトルレースに挑むブラジリアンのガブリエル・メディナ「Gabriel Medina」(25歳)。
今年は3度目のワールドタイトルへの挑戦となり、ガブリエルにとっては3×ワールドチャンピオンは大いなる目標と語っていたビッグイヤー。
トム・カレン、アンディ・アイアンズ、ミック・ファニングなど、偉大なるワールドチャンピオンであっても3度のワールドタイトル獲得止まりと大きな目安となりますので。
今回の動画は、ハワイシーズン前にホームに帰っていたガブリエル・メディナによるフリーサーフィン映像をお届けします。
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ガブリエルのホームは、ブラジルのサンパウロ州に位置するビーチタウンのマレシアス。
そのマレシアスでサーフィンVlogを公開している「Maresias Crew」が撮影した動画にガブリエルの姿が捉えられていました。
撮影日は2019年11月26日。興味深い点としては、ガブリエルはオアフ島(ハワイ)ノースショアのサンセットビーチで開催となるトリプルクラウン第2戦のワールドカップにエントリーしています。
CT歴10年未満のCTサーファーは、自国にあたるリージョンでハイエストグレードとなるQSイベント、そして自国以外のリージョンのQS10,000イベントと、2つのQSイベント出場という義務が課せられているためです。
ガブリエルが出場するワールドカップは、ウェイティングピリオド初日は11月25日。つまり、ワールドカップがスタートしてもガブリエルはホームであるブラジルにいたと言う事になります。
ガブリエルはトップシードということで、ラウンド3からの出場であり、ハワイの波予報をチェックして出発日を選んだのだと思いますが、かなりギリな日程ですね。
そんなガブリエルもようやくハワイへと出発したことが、上記SNS投稿で分かります。
そこでサンパウロからオアフ島へのフライト時間を調べてみると、サンパウロからハワイへの直行便はないので、アメリカ本土経由がメインとなります。
アメリカでどの都市を経由するのかによりフライト時間は異なりますが、平均的に見れば、サンパウロからアメリカが10時間、アメリカ本土からハワイが10時間。
乗り継ぎ時間を入れると、実に20時間以上の移動となります。
10月終わりにポルトガルでのCTイベントを終え、束の間の時間をホームで過ごして、再び戦いの舞台となるハワイへと20時間以上の時間を費やしての移動。
非常にハードなスケジュールですね…。