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サーフィンの中ではトップレベルで危険行為と言えるドロップイン(前乗り)。

フリーサーフィンでは波のピークに最も近いサーファーに優先権があるのですが、優先権のあるサーファーを無視して波に乗ってしまう行為です。

危険である理由は、サーファー同士の接触というよりも、お互いのサーフボードのノーズやフィンがサーファーに向かって飛んでくる恐れがあるからです。

サーフボードのノーズが相手のサーフボードに突き刺さるといったケースもあったりと、とにかくネガティブな展開になる可能性が高いです。

今回の動画は、ビッグウェイブサーフィンで発生したドロップイン映像をお届けします。


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波のサイズが上がれば上がるほど、波はパワーを増していくので、ビッグウェイブサーフィンでのドロップインはさらに危険度が増します。

オアフ島ノースショアのワイメアベイで開催されるエディイベントは、他のサーファーと波を共有するシェアライドの精神で開催されたりしていますが…。

逆にエアリアルイベントでは「ジェントルマンルール」に委ねられたりと様々ですね。

何はともあれ、ビッグウェイブコンディションということでリスキーな状況で発生した今回のドロップイン。まずは映像からどうぞ。

一見すると、一つのバレルに3人のサーファーが入る「Three in One」かと驚かされたのですが、どうやら違うようです。

動画の舞台となっているのは、スペインのバスク地方に位置するビッグウェイブスポット「ロカプタ」。すでに今季のセッション動画を当ブログでも紹介しましたね。

動画を公開したウナイ・ボルダによると、ここ最近のロカプタは激込みとなることもあり、ラインナップのマナーが乱れる事もあるとか。

動画で一番奥から波に乗った赤いウエットスーツのサーファー(グーフィーフッター)はスネーキングをしまくっていたそうです。

そこで、そのサーファーをブロックする意味を込めて、レギュラーフッターの2人はわざとドロップインしたのではないかとウナイは推測しています。

ちなみに、2人のレギュラーフッターはウナイの知り合いと言う事で、普段は動画のようなドロップインをしないことは分かっているそうです。

事情が事情だとしても、これだけのビッグコンディションかつバレルになるような波でドロップインをするとは強烈です。

相当、グーフィーフッターのサーファーにイラついていたと推測できますね。

一番危険なのはドロップインして前方にいるサーファーですから、懲らしめる目的であっても怪我を負うリスクがありますし…。

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参照記事「Two Basque Surfers Intentionally Burn a Visitor on This XL Wave; It Turns Into a Once-in-a-Lifetime Barrel

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