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Photo: WSL / FREESURF/LATRONIC

ハワイのオアフ島ノースショアのワイメアベイを会場とした招待制ビッグウェイブイベントのエディイベント。

同イベントにイエローアラートが発令されたことは、昨日の記事でお届けしていました。

でしたが、残念ながらグリーンアラートではなくレッドアラート発令へと変化し、今回の開催は見送られることになりました。

今回の記事は、2019/2020年シーズンのエディイベントが開催に至らなかった理由といったニュースをお届けします。


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今回の予報では、2019年大晦日となる31日の火曜日開催の可能性があり、年の瀬のビッグウェイブイベントに期待したもののオフとのコールが下されました。

昨日お届けした記事の波予報を見れば、予想通りの結果であったとも言えますが。

今回のオフコールが下されたのは、現地時間29日(日曜)午前のこと。

コンテストディレクターのリアム・マクナマラは以下のコメントを寄せています。

スウェル到来の時間と言う問題に加え、波のサイズが規定サイズ以上になる可能性が低いため、今回はオフというコールとなります。

我々としてはスウェルがピークに達するのが8~10時間早い、もしくは12時間遅ければと願っていたのですが、期待通りとはいきませんでした。

エディイベントといったビッグウェイブイベントでは、イベント開催時刻にコンスタントに規定サイズ以上のスウェルが押し寄せる事が求められるので、スウェルがピークに達するタイミングは日中がベスト。

特に、エディイベントを開催するには最低で20フィートのスウェルが必要で、今回のように20フィートにギリギリ達するか達しないかの時には、日中にピークに達しなければ開催時にサイズダウンとなるためです。

ですが、今回の場合はスウェルがピークに達するのは深夜の時間帯ということで、開催が見送りとなりました。

エディイベントのウェイティングピリオドは2020年2月29日まで。まだまだ時間はたっぷり残されているので、今シーズンの開催を期待したいところです。

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参照記事「‘Eddie’ won’t go; organizers say swell timing won’t allow the contest to happen

19/20年シーズンのエディイベント過去記事