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これまでにジョンジョン・フローレンスとジョーディ・スミスをフィーチャーしていたファンの質問に答えるというインタビュー動画。

同企画はネット回線を使ってプロサーファーに答えてもらっているので、社会距離を遵守した新型コロナウイルス対策万全な内容です。

その企画において、ジョンジョンとジョーディに質問を投げかけてきたプロサーファーが登場。

今回の動画は、アルビー・レイヤーがどんな質問にも答える「AMA(Ask-Me-Anything)」インタビュー映像をお届けします。


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今回のアルビーはCTサーファーではなくフリーサーファーなので、どのようなサーファーなのか少しだけ説明します。

マウイ島ジョーズではビッグウェイブチャージ、エアリアルは3つのバリエーションを世界初メイクしたプログレッシブなサーファー。

SNSにおける歯に衣着せぬ物言いは賛否が分かれる場合があるものの、サーフシーンにおいてはアンダーグランドヒーローといった感じで注目度の高い存在です。

だからこそ、プロサーファーインタビューシリーズで、3人目という早い段階で登場しているわけです。

そんなアルビーをフィーチャーした今回もこれまで同様、最初に動画を紹介し、その後でおおまかな質問と答えの訳を記していきます。

Q:ウェイブプールでのボードスライドをどう思う?(先日、ジュリアン・ウィルソンが公開した動画について)

A:ヤバいよね。ジュリアンは凄かった。ウェイブプールにはもっと障害物があってもいいかもね。何はともあれファンだよ。

Q:マウイ島以外で暮らすとしたら、どこが良い?

A:今もすでに時期によってはカリフォルニアのエンシニータスで暮らしてるからエンシニータスかな。

Q:サーフ前に聞くミュージックは?

A:その時の波によりけり。エアーなんかするようなコンディションならラップだし、ジョーズみたいなビッグウェイブならヘビーメタルだね。

Q:現在のサーフィン界で最もイラつくことは?

A:プロサーファーが本来の個性を見せないこと。オレは本当の性格を知っているけど、インタビューなんかでは猫を被ってるからね。それと、オレが世界初メイクしたエアリアルのバリエーションを真似しようと追いかけてくるサーファーがいない点(笑)。

Q:なんでカイ・レニーみたいな存在にならないの?(同じマウイ島出身)

A:だってオレは皮肉屋だから。カイは楽観主義の最たる例だから対極なんだよ。(ジョークとして)カイは小柄だから怪我をしないけど、オレみたいに大柄だと怪我はするし長時間サーフすると筋肉痛も酷いんだ。どれだけトレーニングしているかは関係なしで(笑)。

Q:今の体臭はどれくらいひどい?(質問はガールフレンドでプロスケートボーダーのノラ・ヴァスコンセロス)

A:そんなに悪くないよ。良くもないけど。

Q:これまでにやったベストエアーは?

A:間違いなくバックサイドの7。5だって思う奴もいるかもしれないけど。とにかくメイクするのが難しかったんだ。(7は720、5は540の略でどちらも意味するところはダブルスピン。飛び出す時の向きにより回転角度が異なるので、人によって7と5の判断が異なる)

Q:普段のサーフィンからビッグウェイブチャージへの変化に対応する上でベストなサーフスポットは?

A:分からないけど特にないんじゃない。だって、ジョーズ以外のサーフスポットと炸裂した時のジョーズとの中間位の波なんてないんだから。ジョーズ以外のブレイクで波が大きくなり過ぎたら、ジョーズにチャージするだけだし。敢えて言うならば、サイズがそこまで大きくない時のジョーズかな。

Q:パンデミック終息後にどのくらいのスポンサーにサポートしてもらえてると思う?(質問はなぜかアルビー本人から…)

A:将来は明るくないよね。生きていけるだけのサポートをしてくれるスポンサーがいくつか残ってくれれば良いんだけど。

Q:(ジョーズでの)脳震盪後もマウンテンバイクを楽しめてるの?

A:やってるよ。少し用心してフルフェイスのヘルメットを被ってるけど。今はほぼ回復して、元の状態近くまで戻ってると思ってる。

Q:なんでパイプでサーフしないの?

A:今まで一度もパイプでサーフしたことないんだ。単純に混んでるからサーフしないだけ。

Q:アイスバス(氷風呂)に一人っきりで入る?

A:一人っきりで入ることはないよ。じゃないと、テストステロンが浴槽の水以上にあふれ出したら困るしね(笑)。

Q:エアリアルのスピンで、ノーズが波側に向かって着地した時の回転角度は180それとも360?

A:サーフィン界で言うフルローテーションは、オレの意見としては540。もちろん、360に少しだけ回転角度が加わっただけの場合もあるけど。540として適切なのは、波のトップまで上がってから飛び出して、ノーズがビーチを向いた状態で着地すること。それでも、実際の540に少し足りない場合もあるけど、ほぼ540だしスノーボーダーやスケートボーダーもそう呼んでる。だから、質問に対するオレの答えは3(360の略)。

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