元CT(チャンピオンシップツアー)サーファーのテイラー・ノックス「Taylor Knox」(48歳)。
1993年から2012年までCTに在籍していたので(1999年の1年だけ休息期間としてツアーを離脱)、19年もCTに参戦したという功労者です。
また、ツアーを引退したのは41歳であったので、ケリー・スレーターと同じく40代でツアーに参戦していたという点も圧倒的なインパクトがあります。
今回の動画は、48歳になったテイラー・ノックスによるフリーサーフィン映像をお届けします。
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年を重ねても現役さながらという点では、異例のレジェンドサーファーと言えるテイラー。
サーフィン界において数々のレジェンドサーファーがいますが、ほとんどのレジェンドはいくつになってもサーフィンは上手いのですが、体が固まってきている点は隠し切れませんので。
しかし、今なお現役時代と遜色ないほどスムーズなライディングを見せているのがテイラー。
テイラーは15歳の頃にスケートボードでの事故で腰椎を損傷し、半身不随になってもおかしくないほどの負傷をしています。
サーフィン復帰も危ぶまれるほどのレベルでありながら奇跡的にサーフィン復帰しましたが、その陰では体のメンテナンスに力を入れたという事実があります。
その後もテイラーはヨガなどを取り入れたりと、常に体のケアを欠かさなかったそうなので、年を重ねた時に過去の積み重ねが報いてくれたといった感じではないでしょうか。
ワールドツアー時代のテイラーはレールゲームの代名詞と呼ばれ、テイラー以下の世代になるとエアゲームを取り入れたライディングがスタンダードになったものの、レールゲームをメインに戦っていたテイラー。
テイラーのレールゲームはCTサーファーさえも憧れるレベルで、デーン・レイノルズなんかもテイラーと一緒にサーフトリップしてレールゲームを学んだと口にしていたほどです。
そんなテイラーによるレールゲームがふんだんに詰まった今回の動画。48歳のサーフィンとはにわかには信じがたいレベルです。