スウェルが入って波がサイズアップしていた先週末となる5月24日のゴールドコースト(オーストラリア)。
その荒れた海の沖合で溺れないようにもがいていたのは、サーファーやスイマーではなく犬。
なぜ足の届かないほど深いエリアまで犬がやって来ていたのか!?
今回の記事は、ゴールドコーストのカランビンで起きた犬の救出劇に関するニュースをお届けします。
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救助劇の主役となるのは、ゴールドコーストローカルのヴァスコ・ヴェレス。
事故当日の日曜日、電動フォイルボードを使って海遊びしていたヴァスコ。十分に遊び終え、岸へと向かっている時に犬がもがいている様子に気付いたそうです。
なぜ犬が海で溺れかけていたのかと言うと、その犬は飼い主と共にカヤックを使って海に入ったいたとか。
しかし、荒れたコンディションであった事からカヤックは転覆し、犬と飼い主のカヤッカー共々、海に投げ出されたとのこと。
ヴァスコが犬のもとに辿り着いた頃、カヤッカーのもとには2人のサーファーが救助に駆け付けていたそうです。
犬の様子はと言うと、ヴァスコによると「めちゃくちゃ混乱状態で、(岸ではなく)波に向かって泳いでいたほど」とのこと。
また、「波のサイズがあり過ぎていたし、岸からも遠く離れていて犬は方向感覚を失ったんだろうね」と言います。
そんな不安が苛まれた犬のもとに辿り着くと、溺れた人間が救助される時と同様、ヴァスコにしがみつく犬。
最終的にヴァスコの首にしがみついている様子は、救助されているシリアスな状況なのですが見ているものが思わず笑顔になるほどキュートそのもの。
ヴァスコはアクションカメラを使って救助までの一部始終を撮影しているので、動画もチェックして見て下さい。
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参照記事「Gold Coast board rider rescues dog in rough surf conditions after owner overturns kayak」