当初の予定通りであれば、現在オリンピック競技としてデビューしていたはずのサーフィン。
ですが、みなさんご存じの通り、新型コロナウイルスの感染拡大により東京五輪は1年延期となりました。
その延期に伴い、オリンピック最終選考イベントとなるISA(国際サーフィン連盟)ワールドサーフィンゲームの開催日程が保留になっていたものの、ついに日程が発表となりました。
今回の記事は、ISAワールドサーフィンゲームの日程、そしてISAとWSL(ワールドサーフリーグ)の見解の違いといったニュースをお届けします。
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東京五輪の1年延期というニュースを受け、ISAは3月にオリンピック最終選考となるワールドサーフィンゲームの延期を発表。
当時の発表では、無理だと思うけど可能ならば今年2020年後半、おそらく妥当なのが2021年開催との内容でした。
今回の発表によると、ISAワールドサーフィンゲームの開催予定は2021年5月8~16日で、開催地は予定通りにエルサルバドル。
同イベントの結果により、メンズの残り5枠、ウイメンズの残り7枠の計12枠を決定する流れとなります。
ISAとしては今年中の開催は厳しいと判断しての決断だと思いますが、興味深いのはWSLの決断とは異なる点。
先日お届けした通り、WSLは今年2020年11月からCT(チャンピオンシップツアー)の開催を予定しています。
同じ国際的なサーフィン団体であり、オリンピックに向けて連携しているISAとWSLで異なる認識を示している点は興味深いと言えます。
ちなみに、現時点において日本における国際間の往来に関する制限についてですが、感染拡大を抑えているタイとベトナムのみ、7月29日から主に商用目的に関して一部制限が緩和されました。
ただし、観光旅行に関しては別物で、ベトナムのフラッグキャリアであるベトナム航空は昨日、ベトナム~日本路線の運休を10月24日まで延長と発表しました。
つまり、観光に関して最も安全と日本が考えている国との往来についても制限緩和は最短でも10月25日となっています。
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公式サイト「ISA」