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Photo: WSL/Lawrence

およそ半年の空白の期間を経て、ついに開催となったCT(チャンピオンシップツアー)サーファーが出場するスペシャルイベント「Rumble at the Ranch」。

人工施設となるウェイブプール開催ということで、開催日時が決まっている点は通常の海を舞台にしたサーフィンコンテストではあり得ないのですが、確実にライブを見ることが出来る点は良いですね。

今回の記事は、WSLカウントダウンのアメリカイベントとして開催された「Rumble at the Ranch」のイベントレポートをお届けします。


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今年11月からの開催を予定している2021年シーズンのワールドツアーに向けてのエキシビジョンイベントと言う位置付けで開催された今イベント。

シリアスなイベントと言うよりも、久しぶりにサーファー同士で集まれたことに意義があったと言える内容でした。

イベント結果としては、やはりといった感じで優勝したチームはフィリペ・トレドとココ・ホー。

フィリペのマニューバのメイク率の高さが際立っていて、ファイナルではライトの波で2回アーリーウープをメイクし、イベントを通してシングルハイエストスコアとなる9.67をマークしました。

また、ファイナルのレフトでは、昨年のフレッシュウォータープロではメイクできなかったバリアルからスイッチスタンスになり、スイッチでのバレルメイクに成功。

ただし、スイッチでのバレルはあまり深くなかったこともあり、スコアは5.17とテクニカルな面はあまり重視されていないように思えました。

フィリペチームとファイナルで対戦したのは、五十嵐カノア&タティアナ・ウェストン・ウェブによるチーム。

カノアも安定してハイスコアをマークしていて、セミファイナルではそれまでで初となる9ポイント台をマークしていたのでファイナル敗退は悔しかったことでしょう。

ウェイブプールの生みの親であるケリー・スレーターもラウンド1(今イベントではクオーターファイナル)では見せ場を作り、8ポイント台をマークしたりと48歳とは思えないパフォーマンスを披露。

最後に、同イベントの優勝賞金1万ドルはチャリティとして優勝チームが選んだ団体へと贈られることになり、フィリペとココが選んだのはサーフライダーファンデーションとなりました。

ヒート結果

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イベントのフル動画

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公式サイト「Rumble at the Ranch