サーフィンに関しては現在オフシーズンとなっているヨーロッパのフランス。
ワールドツアーイベントの会場でもあるフランスではあるものの、あまり波が期待できない真夏であるためです。
なのですが、オフシーズンであるにもかかわらず、ワールドクラスと言われるフランスのビーチブレイクが炸裂することに。
今回の動画は、フランス南西部でバレルが姿を見せたフリーサーフィン映像をお届けします。
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時期によってサーフィンのオンシーズンやオフシーズンと世界中のどのエリアでも区分けされます。
その区分けの基準となるのは、風向きとスウェルの発生頻度がポイントとなり、片一方もしくは両方が当てはまる時期を指します。
インドネシアのバリ島を例に挙げると、ビッグスウェルが発生しやすい時期は4~10月の乾季で、季節風は乾季が東寄りの風で11~3月の雨季が西寄りの風。
となると、ベストなのは乾季に東寄りの風がオフショアになる西向き沿岸となり、その条件を満たすのがワールドクラスのサーフスポットであるウルワツやパダンパダンが点在するブキット半島西部となります。
ベストなのはすべての条件を満たす乾季ですが、雨季になるとサヌールやスランガンといった東向き沿岸で季節風がオフショアとなるので、ビッグスウェルがコンスタントに発生しない時期ではあるものの雨季は東向き海岸がオンシーズンとなります。
以上がサーフシーズンに関する基本的な考え方ではあるのですが、季節外れの台風や大型低気圧などにより、オフシーズンであってもビッグスウェルが発生することはあります。
今回のフランスがまさにそうで、真夏はなかなかコンディションに恵まれる日数は少ないものの、グッドサーフをスコアとなった動画となります。