Photo: ISA / Sean Evans

オリンピック最終選考を兼ねたイベントとなる2021年のISAワールドサーフィンゲーム(WSG)。

新型コロナの影響で日程は流動的となっていて、夏に日程が発表されたもののWSLによる新たなCTスケジュールとの兼ね合いからさらに変更。

そんな紆余曲折を経たものの、ようやくフィックスとなりました。

今回の記事は、2021年のISAワールドサーフィンゲームの日程、そしてホスト国となるエルサルバドルの新型コロナの現状といったニュースをお届けします。


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直近で発表となっていた開催日程は2021年5月8~16日となっていました。

でしたが、新たに発表された日程は2021年5月29日~6月6日で、会場はエル・ボカナとエル・スンサルを使い分けるとのこと。

昨日お届けしたWSLの新たなCTスケジュールで、ISAイベント前後のスケジュールを見ると以下の通り。

・5月3~13日:コロナオープンゴールドコースト(オーストラリア)

・未定:クイックシルバープロGランド(インドネシア)

・6月11~20日:オイリオプロ(ブラジル)

この日程を見る限り、Gランドイベントはやらないという方向になっている事が分かりますね。

その後のスケジュールもオリンピックを入れるとタイトなので、とてもGランドイベントを入れるだけの余地はないですし。

さて、ここまでくれば後は開催に向けて突き進むのみですが、気になるのはエルサルバドルにおける新型コロナの感染状況。

5月辺りにはエルサルバドルはアメリカ大陸で感染予防に成功した国として挙げられ、第1波の6月以前までに1日の感染者数が3桁に達したのは2日のみ。

国際間の移動制限実施が早かった上、国内での移動制限が厳しかったのも功を奏したと言えます。

6月に入ると第2波で徐々に感染者数は増えだし、8月14日には449名の感染者が出たものの、その後は落ち着いていき、9月に入ると再びの感染者2桁台へ。

そこでエルサルバドルは9月19日からビジネス目的での国際間の移動制限を緩和すると、再び感染が拡大していき、第3波の現在までにおける最大感染者数は11月2日の570名となっています。

世界全体における現在までの1日当たりの感染者数の推移のグラフは以下となります。

Image: wikipedia

WHOによる3月のパンデミック宣言後から8カ月ほど経ちますが、ひたすら右肩上がりで増加の一途を辿っています。

なのですが、経済も回さなければならず、そうなれば増加を避けることができないのが現状。

果たして、今回の発表でイベント開催日は決定したものの、ロックダウンなどで開催できなくなる恐れもあり得るので、状況を注視していきたいところです。

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