パイプマスターズのウェイティングピリオド初日の前日となる12月7日に、ハワイへとヒットしたビッグスウェル。
このビッグスウェルによりマウイ島ホノルアベイではウイメンズのマウイプロが開催され、翌8日はスウェルが残ったことからパイプマスターズのトライアルが開催されました。
そのスウェルがハワイに次いで辿り着く先となるのがカリフォルニア。
今回の動画は、北カリフォルニアのビッグウェイブスポット「マーヴェリックス」にて過去最大級と呼ばれる波でのライディング映像をお届けします。
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日本に寒波をもたらす冬型の大型低気圧。同低気圧は日本の東海岸沿いを北上していき、北海道沖合に達すると進路を東に取り、ハワイへと向かうことに。
北海道からハワイまでの道中は海上を進むことで勢力を強め、ハワイへとビッグスウェルをもたらします。
低気圧はその後、さらに東進していくことになり、最終的にたどり着くのがカリフォルニア。
タイミングとしては、ハワイにスウェルがヒットしてからおよそ24時間後にカリフォルニアにも同じスウェルが到達。
そのため、ビッグウェイブサーファーはマウイ島ジョーズでビッグウェイブセッション後、すぐにカリフォルニアへ飛んだりとウインターシーズンは大忙しです。
今回の動画が撮影されたのは12月8日なので、7日にハワイにヒットしたビッグスウェルと同じです。
この時のセッションで話題になっているのが、3×ビッグウェイブワールドチャンピオンのグラント”ツイギー”ベイカーが乗った波が、マーヴェリックス史上最大であるかもしれないとのこと。
実際のライディング映像は以下となります。
この件についてマーヴェリックスを代表するサーファーの一人であるピーター・メルは、サーフラインに以下の声明を寄せています。
マーヴェリックスでは過去最大級のサイズだったね。
ショーン・ダラーが2011年にXXLのビッゲストパドル部門を受賞した55フィートのライディングと比較しなきゃならないけど。
ただ、パドルインで過去最大サイズとなっているアーロン・ゴールドのジョーズでの2016年の63フィートよりは小さいと思う。
マイク・パーソンズもまた、ピーターと似たような見解を示しています。
とても近いよね。ショーンが2011年にマーヴェリックスで乗った波もとんでもなくジャイアントサイズだったし。
判断が難しいところだから、議論の余地はあるだろね。
話題に上がった現在のパドルインでのビッグウェイブのギネス世界記録となっているアーロンのライディングは以下となります。
さて、今後マーヴェリックスでのビッグウェイブセッションの映像が公開されてくると思いますが、すでに公開済みの空撮映像を最後に紹介します。