メンズはガブリエル・メディナ、ウイメンズはキャロリン・マークスの優勝で幕を閉じたナラビーンクラシック。
例年とは異なる会場でのCTイベント開催となったので、波が懸念材料の一つだったのですが、無事にファンウェイブに恵まれて開催となりましたね。
今回の動画は、WSLが公開したイベント開催時におけるCTサーファーによるライディングをまとめたハイライト映像をお届けします。
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ポイントブレイクやリーフブレイクがメインのCTイベントだけに、ビーチブレイク開催ということで気になったのが波のクオリティ。
ビーチブレイクと言うことで、もちろんベストコンディションを当てることはほぼ不可能。
基本的にどのビーチブレイクであってもベストコンディションになるのは年数日程度で、イベントのウェイティングピリオドが10日程度のためです。
ただ、コロナ禍と言う現状を考慮に入れれば、十分にコンテスト可能なコンディションで開催できたことは成功と言えるでしょう。
個人的に面白かったのは、予測不能すぎてほとんど当たらなかった波予報。
WSL公式波予報のサーフラインとMSWを見比べていたのですが、両方の予報が全然違うことも珍しくなかったですし、とにかく当たらなかったです。
その理由として挙げられるのは、イベント期間中はグランドスウェルではなく風波がメインだったためでしょう。
グランドスウェルは概ね周期が10秒以上で、しっかりとしたスウェルなので期間的にも長続きします。
一方の風波は周期が10秒未満の波で、突発的に発生したり長続きしないことが特徴で、予報が変わりやすいのであまり当てになりません。
実際、今回のサーフラインが示した開催可能性はことごとく外れていたので、それだけ風波の予想が難しい事が分かりました。
何はともあれ、スペシャルではないものの、アベレージコンディションと日常的なサーフィンの参考にしやすかったナラビーンクラシックを振り返ってみて下さい。