海で発生する波とパワーやクオリティに関して劣らない人工波を発生させるモダンウェイブプール。
今後のサーフシーンにおいてゲームチェンジャーになると考えられていたウェイブプールは、すでに若手サーファーの進化の一助となっています。
そして11歳のグロムサーファーが一般的ではないエアリアルのバリエーションをメイクすることに。
今回の動画は、クルス・ディノファ「Cruz Dinofa」(11歳)がBSRサーフリゾートでメイクしたエアリアル映像をお届けします。
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スーパーグロムの名に相応しい活躍を見せているニュージャージー州をホームとするクルス。
そんなクルスがBSRサーフリゾートでメイクして見せたのは、クルス本人のYoutubeチャンネルによるとBS(バックサイド)フロントフリップとのこと。
名称については難しいところで、私にはBSバックフリップに見え、SNSではマックツイストとの声もあったりします。
とにもかくにもここではバックフリップとし、バックフリップ自体は何年も前にオアフ島ノースショアローカルのフリン・ノヴァックが世界初メイクしています。
その後、ガブリエル・メディナやヤゴ・ドラもメイクし、ガブリエルはブラジルでのCTイベントでメイクしてパーフェクト10がスコアされました。
ただし、過去にバックフリップをメイクしたサーファーは基本的にフロントサイドなので、今回のクルスのとは少し異なります。
ではバックサイドでは世界初なのかと言えば異なり、マット・メオラが同じくBSRサーフリゾートでメイクしています。
ただ、珍しいバリエーションであることに変わりなく、11歳という日本で言う小学生がメイクというのはインパクトが強いです。
この進化を見ているだけでも明らかにウェイブプールの存在が大きいことが分かるので、今後はウェイブプールの近所に住むサーファーの成長が早くなったりと格差が生まれるかもしれませんね。