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ナミビアのスケルトンベイがメジャーになる以前は世界最長レフトバレルとして知られていたインドネシアのロンボク島に位置するデザートポイント。

そのデザートポイントは乾季に入ったという事でサーフシーズン入りし、先日シーズンオープナーとなるファーストスウェルがヒットしたそうです。

今回の動画は、5月前半に2021年シーズンのファーストスウェルがヒットしたロンボク島デザートポイントでのフリーサーフィン映像をお届けします。


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デザートポイントにファーストスウェルがヒットした際の動画となりますが、時期的に移動が簡単ではなかったという今回のストライクミッション。

と言うのも、今回のスウェルがピークに達したのは5月10日。

世界最大のイスラム教徒数を抱えるインドネシアでは今年は5月12日までがラマダン(日中は断食など禁欲の時期)で、ラマダンを終えるとレバランと言う大型連休を迎えます。

通常であれば嬉しい時期なのですが、コロナ禍の現在は人流を抑えるため、レバランの時期に合わせて政府が移動制限を課していたとか。

動画の概要欄に記された内容は以下となります。

5月9~11日に、今シーズンのファーストスウェルがインドネシアにヒットして、デザートポイントに最適なスウェルだったんだ。

でもね、インドネシア政府が5月6~17日は全ての空港とフェリー港を閉鎖することにしたから、ラマダンに移動することができなくなった。

となると、デザートポイントへアクセスする唯一の手段はプライベートボート、もしくは5月6日の制限前に移動して、制限解除までロンボク島に滞在するくらい。

そこで僕はブルーノ・サントスとか友達を連れて、セイルボートでアクセスし、ファーストスウェルを当てることになったんだ。

色々と困難があった末にスコアした波ということで、バックストーリーもまた興味深いですね。

個人的に興味深いのは、オージーのミッチ・コレボーンとブラジリアンのペドロ”スクービー”ヴィアナが出演している点。

ミッチもスクービーもコロナのパンデミック初期はSNSをチェックすると、それぞれがホームであるオーストラリアとブラジルに滞在していたようです。

オーストラリアはコロナを収束させているだけあり、自国民であっても出入国が難しいとのことなので、どのようにインドネシア入りしたのか気になるところ。

ブラジルは世界で3番目にコロナ感染者が多い国で、昨年の時点ではブラジリアンのプロサーファーでインドネシア入りの話を聞いたことがありませんでした。

おそらくインドネシア政府がブラジルからの入国拒否をしていたのだと思います。

だからこそ、ブラジリアンサーファーのサーフトリップはメキシコとモルディブに集中していて、ミゲル・プポが「モルディブはブラジルからの入国制限をしていないんだ」とモルディブを選んだ理由を話していました。

でしたが、インドネシア入りしたということはインドネシア政府がブラジルからの入国拒否を解除したのだと見られますね。

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