サイクロンシーズンがメインのサーフシーズンとなるオーストラリアQLD(クイーンズランド)州ゴールドコースト。
そのゴールドコーストへとレイトシーズンと言える時期にグランドスウェルがヒットし、クーランガッタエリアで波が炸裂することに。
今回の動画は、昨日5月25日に炸裂したクーランガッタのキラでの7×ワールドチャンピオンのステファニー・ギルモアなどのフリーサーフィン映像をお届けします。
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スーパーバンクの最終セクションとなるサーフスポットのキラ。
スーパーバンクとは2019年までのCTイベント初戦会場であるスナッパーロックスからキラまでを指し、地形が完璧に決まるとスナッパーからキラまで波が繋がることからスーパーバンクと呼ばれています。
そのキラですが、昔からずっとワールドクラスのサーフスポットであり続けたわけではなく、地形が完全にダメになった時期もあります。
80年代などには超有名ブレイクでしたが、90年代になるとボトムのサンド(砂)が流れてダメになったとか。
でしたが、2001年に本格稼働したツイード川での浚渫作業で人工的にスナッパーロックス以北へとカレントを使って砂を流すことにより復活を遂げたポイントブレイクです。
自然に手を加えると大抵はサーフスポット消滅に繋がったりとダメになるので、かなり珍しいレアケースと言えますね。
そんなキラでのフリーサーフィン動画ですが、興味深いことにロットネストサーチ最終日であった25日、すでにステフはホームに戻っていてバレルをメイクしています。
オーストラリアンレグにおけるWSL関係者の移動は、オーストラリア国内であっても基本的にチャーター機での団体移動だったので、ラストは自由行動であったことは意外でした。
ステフのバレル動画に加え、ローカルが25日の日没前に30分撮影したという動画も併せて貼り付けておきます。
ローカル撮影動画は、概要欄を見ると「たった30分の撮影だから大したことないよ」と記されていますが、素晴らしいドローン映像となっています。
*ステファニー・ギルモアのバレル動画
*ドローン動画