明日7月25日からウェイティングピリオド初日を迎える東京五輪のサーフィン競技。
先日、サーフラインやMSWによるイベント期間の波予報をお届けしましたが、さすが予測不能な台風の動きという事でサーフ予報はガラリと変化しました。
今回の記事は、サーフラインとMSWによるオリンピック開催期間における最新の波予報といったニュースをお届けします。
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まず、今回のイベント期間でキーマンとなるのは日本の南東から向かってくる台風8号の動きですね。
当初は初日となる25日に台風8号が日本の北東へと抜けていく予報でしたが、何と予報進路では日本へと直撃の動きとなっています。
ここからはサーフラインとMSWの各予報をチェックしていきます。参考までに、志田下のストレートオフショアは西南西です。
・7月25日
サイズ:3~4フィート⇒4~6フィート
風向き:北東からのオンショア9~13ノット⇒12~16ノット
概要:サイズは腰~胸から始まり、頭~オーバーヘッドまで風波でサイズアップ。午前からオンショアの影響で面は乱れ、午後になるとさらにコンディションは悪化。
・7月26日
サイズ:5~7フィート
風向き:北東~北が13~18ノット⇒午後を通して北西へと回りこむ
概要:頭~オーバーヘッドで日中を通してコンディションは良くないが、午後を通して徐々にコンディションは改善予定。
・7月27日
サイズ:最大セットで5フィート
風向き:南西から南南西に回り込んで12~17ノット
概要:胸サイズにセットで頭ほどで、干潮前後は少しサイズが落ちる。午前はクリーンコンディションで、午後になるとサイドオフショアへと回りこむ。
・7月28日
サイズ:最大セットで5フィート
風向き:南西から南南西/南に回り込んで9~13ノット
概要::胸サイズにセットで頭ほどで、干潮前後は少しサイズが落ちる。午前はクリーンコンディションで、午後になるとサイドショアへと回りこむ。
・7月29日
サイズ:4フィート
風向き:南西から南南西/南に回り込んで9~13ノット
概要:東南東スウェルが落ち着いてきてセットで胸サイズ。干潮前後は少しサイズが落ちる。午前はクリーンコンディションで、午後になるとサイドショアへと回りこむ。
一方のMSWの予報もまた似たり寄ったりで以下となります。
サイズ:午前3~4フィート 午後3~4フィート
風向き:オンショア
*7月26日
サイズ:午前4~6フィート 午後5~7フィート
風向き:オンショア
*7月27日
サイズ:午前5~7フィート 午後4~6フィート
風向き:朝一以外はオフショア
*7月28日
サイズ:午前3~4フィート 午後3~5フィート
風向き:オフショア
*7月29日
サイズ:午前3~5フィート 午後3~4フィート
風向き:サイドオフショア
*7月30日
サイズ:終日2~4フィート
風向き:オンショア~サイドオンショア
*7月31日
サイズ:終日2~4フィート
風向き:オンショア
*8月1日
サイズ:終日2~4フィート
風向き:オンショア
現在の予報では台風8号が太平洋から日本海へと抜ける予報図となっているのですが、個人的には太平洋側の東日本の陸地に直撃した瞬間に東へと弾かれる可能性も十分にあると思います。
となると、再び予報は変わるのでまだまだ波予報が変更する可能性は高いと思っています。
現状の予報通りとなれば、イベント初日は風向きがオフショアへと切り替わる7月27日の可能性が高いでしょう。
ただし、イベント開催は4日間の予定となっていて、27~29日の3日間以外はサイズダウンとオンショアが目立つので、変則的な進行に切り替えるのかなど注目です。