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Photo: WSL / DAMIEN POULLENOT

いよいよ7月25日からウェイティングピリオドに突入する東京五輪のサーフィン競技。

昨日、開会式が行われ、後は競技スタートを待つばかりといったタイミングにして残念なニュースが舞い込んできました。

なんとポルトガル代表として出場予定となっていたCTサーファーのフレデリコ・モライス「Frederico Morais」(29歳)がコロナテストで陽性反応を示すことに。

今回の記事は、フレデリコ・モライスが自身のSNSに投稿した東京五輪棄権に関するニュースをお届けします。


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まずはフレデリコのSNS投稿からお届けします。

これまでにSNS投稿してきたビデオの中でも最も悲しい内容となります。

私は2019年に新型コロナの影響で延長となった東京五輪の出場資格を得ていました。

なのですが、新型コロナのためにポルトガルを代表して出場することが叶わなくなりました。

これまでの人生において幾多のハードルがあったものの一つ一つ乗り越えてきていて、今回のハードルもこれまでと変わりません。

私は2024年のパリ五輪の出場を目指します。

ポルトガル代表のみんな、頑張ってください。私も気持ちは現場にいるみんなと一緒です。

フレデリコはラウンド1のヒート2に出場予定だったので、同ヒートは五十嵐カノア、ジェレミー・フローレス、ミゲル・トゥドラの3人ヒートになることでしょう。

さて、以前の記事にも今オリンピックの懸念事項として記しましたが、悔やんでも悔やみきれない最も辛い形で棄権するサーファーが出てしまいました。

動画を見ても体調が悪そうには見えないので、おそらく無症状だと思われる点を考えればやりきれないですね。

柔道やレスリングなど体をぶつけるコンタクトスポーツならば相手を感染させる恐れがありますが、サーフィンは個人スポーツですし。

何はともあれ、3年後のパリ五輪でフレデリコは32歳と十分にチャンスはあるので、是非とも今回のハードルを乗り越えてもらえればと願っています。