先日の2021年スタブハイのエピソード4に引き続き、エピソード5が公開となりました。
スタブハイとは今年は中米コスタリカを舞台とし、メンズ18名、若手ガールズのレディバード6名が参加したエアショー。
エピソード5の今回は、レディバード部門、メイン部門、モンスターエアー部門の勝者が決まります。
今回の動画は、2021年スタブハイのファイナルとなるエピソード5をお届けします。
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ライブ形式となったファイナルエピソードの今回は、冒頭30分はエピソード4のリプレイとなっているので、見たい箇所を早送りしていった方が良いです。
本編に進むとまずはレディバード部門となり、同部門はこれまでの活躍通り、ハワイアンのエリン・ブルックスの優勝となりました。
スタブハイのメイン部門のファイナリストとなったのは以下の5名。
*イーサン・オズボーン
*パーカー・コフィン
*ロビー・マコーミック
*マット・メオラ
上記5名が最終日の一日かけて、再びスコア0からイベントを開始して勝負を決めます。
そして2021年スタブハイを制することになったのは、ようやくと言った感じでマット・メオラがトップに立つ結果となりました。
モンスターエアー部門はこれまではエアーの高さのみフォーカスしていましたが、高さだけではなく前方への飛び出す距離などといったダイナミックさも加味されて評価されることに。
結果としては、今年はマット・メオラとイーサン・オズボーンの二人が受賞する事となりました。
今回のエピソードで興味深かった点は、マットのエアリアル用のサーフボード事情。
スタブハイに持参したサーフボードを全て折るというか、バックル(亀裂)が入ってしまったマットは、ジェット・シリングにボードを借りることに。
その時のセリフとして、先日お届けした英語発音のリンキングを使っていて「bring them all」とのセリフを繋げて「ブリネモール」と発音しています。
「them」はサーフボードのことを指しているので、「全てのサーフボードを持ってきて」という意味です。
話を戻し、マットによるとエアーの着地でサーフボードにバックルが入り、どのボードも同じ位置にバックルが入ったとか。
バックルが入るとボトムターンをする時に、ボードがしっかり反発せずにふにゃっとしてしまうので、もはやエアーを狙いに行くどころではなくなるそうです。
ちなみに、グラッシングをヘビーにすればボードの強度は上がりバックルが入りにくくなりますが、逆に着地時のパワーをボードが吸収しないで体へ直接返ってくるので怪我をするとのこと。
非常に興味深い話であり、これまでに幾度も怪我でサーフィンから離れたマットらしい身を持っての体験談と言えます。