南アフリカをホームとする若手サーファーのイーライ・ビュークス(Eli Beukes)。
若手という事で情報が少なく年齢については定かではないのですが、過去に出場したジュニアイベントなどの年齢制限などを考えると、おそらく20歳手前と見られます。
今回の動画は、個人的に久しぶりに印象的であったイーライ・ビュークスによるフリーサーフィン映像をお届けします。
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今回の動画によって初めて存在を知ることになったイーライというサーファーですが、なぜこれまで注目を集めていなかったのか不思議なほどの存在です。
フルローテーションをメイクしたりとテクニック面のレベルの高さはもちろんなのですが、マニューバ間の繋ぎが絶妙なのです。
簡単に言えば、ライン調整となるトリムが少ないです。
このポイントは、個人的にはCTサーファーとQSサーファーの差だと感じていて、単発マニューバであればCTサーファーに負けないQSサーファーもいますが、コンビネーションになると差が出ると感じます。
トリムが少ないと言うことはマニューバを入れている時からメイク後のポジショニングまで計算して、なおかつボードコントロールまで行っている事になります。
この点が素晴らしいCTサーファーと言えば、ブラジリアントップ3のガブリエル、イタロ、フィリペで、フルローテーションメイク直後もノートリムで次のマニューバに繋げていきますね。
ブラジリアントップ3ほどではないものの、イーライのラインも一筆書きに近いアートのような美しさが際立っていて、今後台頭してくる存在だと思うのでチェックして見て下さい。