2020年3月にWHOが発表した新型コロナウイルスのパンデミック宣言。世界各国は続々と新規ビザ発給を停止し、事実上の鎖国状態となりました。
そんな先行きの見えない中、夏頃になるとインドネシアの入国制限が緩和され、観光を除くビジネスビザなどの発行が可能になることに。
そこで動き出したのがサンクレメンテをホームとするプロサーファーたちで、入国制限でガラガラ状態であったインドネシアのメンタワイ諸島へと潜入。
今回の動画は、インドネシアでのサンクレメンテボーイズをフィーチャーしたサーフムービー「Reckless Isolation」をお届けします。
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話題作としてプレミア試写会を終え、ついにオンライン公開となった同作品。
出演者は以下となります。
*ルーク・デイヴィス
*イアン・クレーン
*グリフィン・コラピント
*クロスビー・コラピント
興味深い点として、今作でコロヘは出演者でありながらディレクターも務めています。
トッププロが裏方も兼ねると言うのは、デーン・レイノルズがクレイグ・アンダーソンのシグネチャームービー「Slow Dance」でディレクターを務めた時の事を彷彿とさせられます。
さて、今作のメンバーのインドネシア入りの手段は下記の過去記事で触れた通りです。
今作はインドネシアのメンタワイ諸島がメインでありながら、スンバワ島へトリップした様子も収録されています。
意外だったのは、コロヘもスンバワ島を訪れていたと言う点。
コロヘはなんだかんだで忙しいはずなので、メンタワイのみで帰国したと思っていたためです。
最後に、とても英語らしくて興味を引かれたのが作品名となる「Reckless Isolation」。
「Reckless」は「無謀な」といった意味で、「Isolation」は「孤立」といった意味。
はっきり言って日本語訳を当てはめると全く意味が分かりませんが、「Isolation」の意味を英日ではなく英英辞典で見ると理解しやすく、意味は以下となります。
when one group, person, or thing is separate from others(一つのグループ、人、物のいずれかがその他大勢と切り離された場合)
意味としては、新型コロナのパンデミック中にアメリカを離れて医療体制が劣るインドネシアへと敢えて向かったという内容です。
こんな意味になると完全に日本語訳ではカバーできないのが難しい所です…。