Photo: WSL / MATT DUNBAR

先日お届けしたWSLによるダブルクオリファイのポリシー変更に関するニュース。

コア・スミスによるSNS投稿により同話題は大きな広がりを見せるようになり、コンテストサーファーの間で反対運動などが起きるまでに至ってました。

そして渦中となっているWSL(ワールドサーフリーグ)がプレスリリースを発表。

今回の記事は、WSLが発表した今季CSにおけるダブルクオリファイルールに関する変更のニュースをお届けします。


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今回のニュースの発端と言えるのが、以下の過去記事となります。

簡単に説明すると、以前はCTとQSでダブルクオリファイするサーファーがいれば、メンズならばQSトップ10がクオリファイだったので、繰り上げでQSランク11位がクオリファイとなったわけです。

なのですが、新たにWSLによるルールとして、今季はダブルクオリファイしたサーファーがいた場合、繰り上げではなくWSLの裁量でクオリファイするサーファーを決めると変更。

これには納得いかないサーファーが多く、反対運動が起きていました。

WSLの裁量ということは権限が強まる事を意味し、いわゆる忖度などが発生するのも目に見えますし。

でしたが、サーファーたちの反対運動が功を奏し、2019年シーズンまでの繰り上げルールに引き戻すと発表されました。

WSLサイドによる発表は以下の通り。

我々はヨーロッパでのCSイベント期間に、多くのサーファーたちから新ルールに関するフィードバックをもらいました。

結果的に多くのサーファーと会話を重ねることで、フィードバックが正しいとの考えに至りました。

サーファーにとっては勝利と言える結果に繋がったのですが、WSLのプレスリリースを細かく見ると「今年の新ルール適用は正しくない」と、あくまでも今年はルールを以前通りに戻すという意図が見えます。

おそらく、将来的にダブルクオリファイに関しては、余ったスポットをWSLの裁量に持っていきたい意図がはっきり見てとれるとも言えます。

今後、ダブルクオリファイのルールがどのように推移していくのかにも注目です。

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