今季2021/2022年シーズンはWSLによるビッグウェイブイベントが2つ開催予定となっています。
1つ目はポルトガルのナザレでのトウインイベント(towin:ジェットスキーで牽引してもらい波に乗るスタイル)、もう一つはハワイのマウイ島ジョーズでのパドルインイベントです。
そしてナザレでのトウインイベント「Nazaré Tow Surfing Challenge」にイエローアラートが発令されました。
今回の記事は、イエローアラート発令となったナザレチャレンジに関するニュースをお届けします。
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世界最大サイズの波がブレイクするナザレは、北半球のウインターシーズン中はコンスタントにビッグスウェルがヒットします。
そのため、ビッグスウェルが発生しなかったから今季のビッグウェイブイベントはオフとなることはまずないビッグウェイブスポット。
現時点においてイベント開催が見込まれているのは、2021年12月12日もしくは13日のいずれか。
ビッグサイズの西北西スウェルに加え、風向きもナザレに最適な予報になっているということで、まだイエローアラートながらも開催確率が非常に高いそうです。
ちなみに、イエローアラートと言うのは信号の色から取っているので「開催されるかも」といった意味合いで、開催決定になるとグリーンアラート発令となります。
日本でゴーサインは「青信号」ですが、英語では青信号はブルーではグリーンとなるためです。
グリーンアラート発令となっても、直前で大幅に予報が変わりレッドアラートになることもあり、あくまでも自然相手のスポーツなのでグリーンであっても確実とは言えないのですが…。
今回の場合は、これからスウェル予報のチェックを続け、現地時間の12月11日0時にグリーンアラートを発令させるか否かの判断を下すとのこと。
WSLのツアーとコンテスト担当のジェシー・マイリー・ダイアーSVPは以下の声明を発表しています。
我々は日曜日と月曜日に40~60フィートの波がナザレにヒットすると考えています。
これから数日は入念にチェックし、現在の予報通りとなるならば、現地時間12月11日0時に最新情報をお届けします。
現地ナザレに滞在しているギャレット・マクナマラの専門知識を借りながら密に連携し、イベント開催するのかどうかの判断を下す予定となります。
さて、ナザレチャレンジの開催確率ですが、個人的には確定に近いと思います。
おそらく、過去においてナザレチャレンジでイエローアラートからレッドアラートに切り替わったことはなかったと思いますし。
なにはともあれ、今季一発目となるビッグウェイブイベントの開催を楽しみにしたい所です。
公式サイト「WSL」