いよいよ本日開催予定となっている世界最大サイズの波がブレイクするポルトガルのナザレでのビッグウェイブイベント「ナザレチャレンジ」。
イベントがオンになるという事は、今季のナザレにおいて最もサイズのあるスウェルがヒットなのかと思いきや違います。
直近では12月8日に、今回の12日の予報以上のサイズの波が押し寄せましたし。
今回の動画は、12月8日に繰り広げられたナザレでのビッグウェイブセッション映像をお届けします。
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MSWをチェックすると8日の波のサイズは午前9時に20~30フィートをマーク。
一方、12日の予報は日中の波のサイズは12~18フィートの見込みとなっているのでかなり小さい印象を受けます(サイズが大きすぎて実際は訳が分かりませんが…)。
では何が違うのかと言うと風向きと強さで、8日はやや強いオンショアが吹いていたのに対し、12日は穏やかなオフショアという点。
言ってみれば、8日はよくナザレ動画で見るサバイバルコンディションであったというわけです。
実際にナザレでの経験豊富なアンドリュー・コットンが岩場正面でワイプアウトし、生死の境を彷徨うようなサバイバルモードに陥ったとか。
ニック・ヴォン・ラップによると、かなりヤバいシチュエーションでわずか10%ほどのチャンスをものにしてアンドリューは生還を果たしたとSNS投稿しています。
このようなコンディションの時のナザレでは、ビッグウェイブのギネス世界記録更新を狙うようなシチュエーションといった印象を受けます。
逆に、12日のナザレのようにクリーンコンディションになると、サイズは落ちるものの可能になるマニューバが増えるのでジャッジが採点をしやすくなり、コンテスト向きと言えるのでしょう。
コンテストとは対照的なビーストモードとなった時のナザレにおけるサバイバルサーフィンをチェックして見て下さい。