11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(49歳)。
49歳の今なおCTで活躍し、2021年シーズンはオーストラリアンレグをスキップしたので全7戦中3戦出場のみでツアー残留を決めた異次元サーファーですね。
そんなケリーは実業家としての顔を持ち、新たにフィンブランドを立ち上げることに。
今回の記事は、ケリー・スレーターがローンチさせたフィンブランド「ENDORFINS(エンドルフィン)」に関するニュースをお届けします。
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実業家として数々の事業に携わっているケリーですが、直接サーフィンにリンクする事業は主に3つですね。
ボードショーツなどといったアパレルを手掛ける「アウターノウン」、ウェイブプールの「サーフランチ」、サーフボードブランド「スレーターデザインズ」。
上記3つのサーフィン事業に新たに加わることになるのが、今回発表となったエンドルフィン。
ちなみに、ブランド名は体内で分泌されるモルヒネという意味の「Endorphin」をもじっているので、このフィンを使えば気分が高揚したり幸福感を得られるといった意味を込めているのでしょう。
ケリー本人によるSNS投稿は以下となります。
僕の事を知っている人の大半は、僕がどれだけフィンデザインにハマっているか知ってるだろうね。
だからこそ、今夜新たなフィンブランド「ENDORFINS」のローンチを発表することにエキサイトしてるんだ。
当初のデザイン案から2年近い歳月を費やしてきて、ツイン/ハイブリッド、スラスター、クアッドのセットを用意できるまでに至ったよ。
エンドルフィン最大の特徴とも言えるのが超軽量仕上げで、海で浮くほどのレベルとのこと。
なぜ、そのような仕上げにしたのかと言うと、ケリーはハワイの自宅で過ごすとき、趣味として海で潜って海底に放置されたフィンをビーチクリーンの一環として回収しているとか。
そのため、海でフィンが破損して取れてしまっても、海底に沈まず浮上すれば楽に回収できるので、自然にゴミを残さないと言う目的があったとのこと。
フィンボックスに関しては、フューチャーとFCS2のいずれにも互換性を持たせたそうです。
ただし、フューチャーは通常のフューチャーフィン同様の扱いとなるものの、FCSについては2本のネジが必要になるとのこと。
気になるお値段は、スラスター向けの3本セットが130ドル、クアッドにも対応可能な5本セットが190ドルだそうです。
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公式サイト「ENDORFINS」