今年も素晴らしいコンディションで開催されたハワイのオアフ島ノースショアのローカルイベントという位置付けの「Da Hui Backdoor Shootout」。
バックドアシュートアウトはローカルイベントという事で、ローカルが楽しむことがメインであり、主催者によるビューアー向けのハイライト動画などはほぼ無し。
唯一のコンテンツは、イベントフル動画ではないでしょうか。
今回の動画は、バックドアシュートアウト出場者による舞台裏映像となるVlogを紹介します。
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今年のバックドアシュートアウトでは、個人戦を制したのはメイソン・ホー、チーム戦を制したのはメイソンが属したチームSnapt4。
Snapt4とは、昨年夏にハンティントンビーチでプレミア試写会を行った人気インディーズ系サーフームービーです。
そのサーフムービーの出演者で構成されたのがチームSnapt4で、4名のメンバーは以下となります。
*バロン・マミヤ
*ベンジ・ブランド
*パーカー・コフィン
動画ではチームSnapt4によるチャージのダイジェスト動画はもちろんのこと、乗っていたサーフボードのディメンションにも触れられている点も興味深いです。
メイソンはパイプラインでは頻繁に長めのボードに乗っている通り、今回も使用していたボードは7'6"だったそうです。
以前にパイプマスターズにワイルドカード出場した時に、長めのボードを使う理由は父親のマイケルから「絶対に楽で有利だから」と言われてるとコメントしていた事がありました。
一方、若手のバロンは短いボードを使うことで知られ、今回は6'2"に乗っていたとか。
短いボードを使う利点は、バレルをメイク後のエアリアルが有利になる点だと思われ、プログレッシブなスタイルと言えますね。
ただ、個人的にはメイソンのクラシカルスタイル、バロンのプログレッシブスタイルと、どちらもそれぞれに個性があってクールに感じます。
メイソンが自身のYoutubeチャンネルで公開したVlogをチェックして見て下さい。
もう一つ紹介するVlogは、女性パイプラインチャージャーとして知られるモアナ・ジョーンズ・ウォン(ジョーンズが旧姓、ウォンが結婚後の名字)が公開した初Vlog。
今年のバックドアシュートアウトは初めて女性チームが参加することになり、その女性チームに参戦したのがモアナ。
はっきり言って、モアナが選出されたのは異例中の異例と言えます。
と言うのも、モアナのチームは「チームWSL」という事で、母体がワールドツアーを運営するWSLなのです。
モアナはCTサーファーでもなければ、積極的にQSイベントをフォローしていたわけでもないので、いくらモアナがパイプチャージャーとしてレアな存在ではあるものの、言ってみればWSLとの繋がりは極めて浅いので意外でした。
モアナの他には、ベサニー・ハミルトン、ケアラ・ケネリー、ビアンカ・ヴァレンティなどとビッグウェイブサーファーがメインの出場となっていました。
そんな記念すべきウイメンズチームによる初出場の舞台裏動画も併せてチェックして見て下さい。