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マリア・マニュエル Photo: WSL / Bielmann

現地時間2022年1月30日(ハワイ)、ハワイのオアフ島パイプラインを会場としたCT初戦「Billabong Pro Pipeline」が開催。

ウェイティングピリオド2日目の本日は、昨日より予報通りにサイズダウンとなり、ウイメンズのラウンド1~2まで開催されました。

今回の記事は、ビラボンプロパイプのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

パイプラインでのウイメンズCTイベント開催という歴史的な一日となった本日。

個人的に気になっていた7×ワールドチャンピオンのステファニー・ギルモアの動向ですが、結局イベント出場はならず。

ラウンド1ではヒート表に名前を連ねていたもののヒート開始後にステフの姿はなく、理由としては「もしも本日ラウンド2を開催しなかったなら、明日以降ならイベント出場が可能だから」とわずかな希望に賭けた結果でした。

結局、本日はウイメンズのラウンド2も開催され、ラウンド2ではステフのリプレイスメントとしてベサニー・ハミルトンが出場となりました。

さて、ラウンド1でエクセレントレンジ(8~10ポイント台)をマークしたのはマリア・マニュエルのみ。

マリアはバックドアのバレルをメイクし、本日のシングルハイエストスコアとなる8.17ポイントを叩き出しました。

マリアのコメントは以下となります。

正直言うと、凄い緊張してたの。数本波に乗って緊張をほぐし、そこから本番って流れにしようと思ってた。

今シーズンはノースショアで過ごす時間を増やしたから、パイプでのリアルな初ウインターシーズンって感じ。

でも、仲間に恵まれてるし、十分なサポートを受けているわ。

練習しようにも簡単に波に乗れるような場所じゃないから、どれだけパイプで時間を過ごしたのかだけが全てじゃないと思ってる。

時に全てが上手く収まる事もあるから。

トータルハイエストスコアとなる11.83をマークしたのはタイラー・ライトで、ミディアムスコアを着実に2本揃えた結果となっています。

ラウンド2まで開催されたということで、すでに今イベントの敗者が出ていて、トップシードのキャロリン・マークスとコートニー・コンローグが早期敗退を喫することに。

ラウンド2にてリプレイスメントとして急遽イベント出場したベサニーは、キャロリンを破る番狂わせを起こしました。

本日のヒート結果を見る限り、トータルスコア(20ポイント満点)で2桁に達したサーファーはわずか3名のみのロースコアヒートが目立ちました。

これまでウイメンズにとってパイプはCTイベント会場ではなかったので慣れていないと言う点が最も大きいと思うのですが、CTサーファーたちはウイメンズシーンではトップレベルのサーファー。

ラウンドが進行していけばすぐに慣れて調整してくると思うので、今後の展開を楽しみにしたい所です。

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

ポストショー

波予報

今後の予報ですが、イベント初日はソリッドスウェルに迎え入れられてメンズが開催となりましたが、今後期待できるのはミディアムサイズとのこと。

明日1月31日はフェイスで6~8フィートをキープして終日クリーンコンディション予報と本日と似たような感じ。

となれば、再びウイメンズラウンドの開催になるかと予想しています。

まとめ

日本とハワイの時差は19時間で、ハワイが19時間遅れています。

ファーストコールが下される現地時間の1月31日午前7時半は、日本時間の2月1日午前2時半となります。

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メンズサイト「Billabong Pro Pipeline

ウイメンズサイト「Billabong Pro Pipeline

2022年ビラボンプロパイプの過去記事