via WSL's instagram

マーギーズプロの終了をもってCTの折り返し地点を迎えたということで、実行されたのが今季から採用されたシステムのミッドシーズンカット。

従来のメンズのトップ22、ウイメンズのトップ10に入れなかったCTサーファーをカットして、CT後半戦に突入するというわけです。

そしてミッドシーズンカットをパスしたCTサーファーは、その時点で来季のワールドツアー残留となります。

このミッドシーズンカットに伴い、発表となったのがWSLワイルドカード。

今回の記事は、WSLワイルドカードが正式に発表されたので内容に関するニュースをお届けします。


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WSLワイルドカードとしては、メンズは2枠、ウイメンズは1枠という設定で、事前にガブリエル・メディナだけ発表となっていたので、5月9日に男女共に1枠発表と言う流れでした。

ただ、今回の発表を聞くと、思っていたのとちょっと違うような…。

なにはともあれ、まずはプレスリリースの内容をお届けします。

ウイメンズの2022年WSLシーズンワイルドカードを獲得したのはキャロリン・マークスで、ミッドシーズンカット後の2022年CTイベントおよび2023年シーズン前半戦の出場権を与えます。

メンズの2022年WSLシーズンワイルドカードを獲得したのはガブリエル・メディナとなります。

サリー・フィッツギボンズとヤゴ・ドラには、2023年WSLシーズンワイルドカードを付与し、2023年CT前半戦の出場権を与えます。

また、2022年CT残りイベントについてサリーとヤゴは、リプレイスメントの一番手とします。

さて、ガブリエルのワイルドカード獲得記事でも記した通り、キャロリンとヤゴのワイルドカード獲得は予想通りでした。

ただし、ヤゴも今季CT後半戦から出場できると思っていたのですが、少しトリッキーな扱いになったのは完全に予想外の展開でした。

ヤゴの扱い以上に驚かされたのはサリーのワイルドカード獲得で、しかも今季後半戦はリプレイスメントの一番手となることに。

ちなみに、昨シーズンのランキングによってウイメンズの今季リプレイスメントの一番手はブロンテ・マコーレーだったのですが、ツアーに貢献してきたサリーのキャリアを考えればって判断なのでしょう。

なかなか世の中厳しいです…。

ちなみに、今季はルーキーの負傷者が多く、パイプイベント開催直前の怪我で前半戦を棒に振ったリアム・オブライエン、同じくハワイで怪我をしてまだコンテスト復帰していないカルロス・ムニョスなどがいます。

上記2名のルーキーに関しては、下記SNSのコメントでジャック・フリーストーンが「彼らにもチャンスがあれば」と記していて、その通りだなと感じてしまいます。

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