サーファーであれば、今シーズンのCT(チャンピオンシップツアー)イベント会場として最も興味を抱いていたであろうインドネシアのGランド(グラジガン)。
伝説のイベントとして知られていますからね。
そんなGランドイベントのバックステージを映し出すローラ・エネヴァーがホストを務めるVlogが公開。
今回の動画は、ローラ・エネヴァーによる「The Tour Vlog With Laura Enever」のGランド編パート1をお届けします。
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ローラによるGランド行きからオープニングセレモニー、そしてGランドでのフリーサーフィンセッションを網羅している今回の内容。
最も興味を引かれたのはオープニングセレモニーの様子で、Gランドはバリ島に限りなく近いものの場所的には首都ジャカルタのあるジャワ島東部に位置しています。
インドネシアは人口約2.7億人を誇り、その中でイスラム教が約87%と世界で最もイスラム教徒の人口が多い国と言われています。
なのですが、オープニングセレモニーの形式はヒンドゥー教で行われているのです。
歴史をさかのぼると、もともとジャカルタなどもヒンドゥー教徒が多かったそうですが、イスラム教徒が勢力を強めると、ヒンドゥー教徒は東へと追いやられたとか。
そしてジャワ島の東隣となるバリ島で腰を据えるようになり、バリ島の当時の土着宗教とヒンドゥー教のミックスした教義が広まったそうです。
ただし、ヒンドゥー教徒は東へ追いやられながらも、ジャワ島東部の活火山の麓などに根を下ろしたもなどもいたようです。
ヒンドゥー教には色々な神様がいる事で知られ、活火山は火の神様というわけです。
サーフィンから話はずれてしまったのですが、歴史といったバックグランドを知った上で見ると、視点が変わってより興味深く感じます。