現地時間2022年7月14日(南アフリカ)、ライトのロングウォールで知られるJベイ(ジェフリーズベイ)を舞台にしたCT(チャンピオンシップツアー)第9戦「Corona Open J-Bay」が開催。
イベント2日目となった本日は、メンズのラウンド2~3とウイメンズのクオーターファイナルが開催されました。
今回の記事は、コロナオープンJベイのイベントレポート、本日の結果、ハイライト動画、今後の波予報といったイベント情報に関するニュースをお届けします。
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イベントレポート
メンズ
サイズアップした本日はメンズがメインとなり、まずは敗者復活戦となるラウンド2では、フィリペ・トレド、イタロ・フェレイラ、グリフィン・コラピントのトップ5が無事にラウンドアップを果たす結果に。
ラウンド3へ進むと、オープニングヒートのヒート1で現ランキングリーダーのフィリペがヤゴに敗れる波乱が発生。
ヒートはミディアムスコアのシーソーゲームながらもフィリペがリードし、ヒート残り7分というところでヤゴが波をキャッチすると、その波でコールされたスコアは本日のシングルハイエストスコアとなる9.50で大逆転。
ヤゴのバックアップスコアは頼りなかったものの、エクセレントレンジをマークしたことでフィリペを早期敗退に追い込みました。
ヤゴのコメントは以下の通り。
あの波は最高だった。神様からの贈り物って感じだったよ。
あの時点でスコアが必要だったから少しナーバスになってたけど、波に乗った時にこの波なら逆転に必要なスコアが出せるチャンスって理解してた。
結果的にバレルを2本メイク出来て最高にハッピーだったし、必要なスコアが出るだろうって分かってたね。
Jベイでの経験は浅いんだけど、ここが大好きだし最高の波だよ。
フィリペ以外のトップ5では、グリフィン・コラピントがジョーディ・スミスに敗れることに。
ヒート結果だけを見ると、グリフィンのインターフェアが目立ってしまいますが、内容的にジョーディが9ポイント台をマークしたりと、グリフィンのインターフェアが無くても圧勝でした。
本日のトータルハイエストスコア17.64をマークしたのはイタロ・フェレイラ。
イタロの対戦相手はナット・ヤングと言う事で、バックサイド対決となったのですがイタロはエクセレントレンジを2本揃えて圧巻の勝利となりました。
グリフィンが早期敗退を喫したので気になるのがトップ5争いで、CTランク6位以下のトップ10で勝ち残っているのは五十嵐カノアとサミュエル・プポの2名。
カノアもしくはサミュエルがこのままラウンドアップを果たして逆転となるのかにも注目が集まります。
本日の結果
今後のヒート表
ウイメンズ
ウイメンズラウンドでは、カリッサ・ムーアがパドルアウト直後にサーフボードを折ってしまうハプニングが発生。
キーホールからのパドルアウトでタイミングを誤ったカリッサはお化けセットを喰らうことになり、ボードが折れてしまうことに。
カリッサは泳いで岸へと戻り、走ってバックアップボードを取って海に戻ってのヒートスタートとなりました。
あんな事が起きた後は気持ちの切り替えがとても難しかったわ。
ヒート中は色んな事が起きるけど、私たちの舞台になっている母なる自然とキャンバスが絶えず変化し続けるから対応しなきゃ。
キャロリンがまだハイスコアを出してなかったから、通常のスタートのようなシチュエーションだったのが助かったわ。
ヒート終了間際に私が逆転に必要なスコアは2.26で、1回ちょっとターンすればスコアできるって分かってたけど、期待以上の波が入ってくれたことには感謝してる。
本日のトータルハイエストスコア17.20とシングルハイエストスコア9.27をマークしたのはタティアナ・ウェストン・ウェブ。
タティアナは自身よりもランキング上位のブリッサ・ヘネシーを破ったので、今後の結果次第ではブリッサとのランキングをひっくり返す可能性も出てきました。
ウイメンズのトップ5としては、レイキー・ピーターソンとブリッサ・ヘネシー以外では、ジョアン・デフェイも本日敗退となっています。
本日の結果
今後のヒート表
ハイライト動画
波予報
15日はスウェルがサイズダウン傾向にあり、フェイスで8~10フィートから6~10フィートに落ちていく見込み。
残りヒートを考えれば、15日の午前中にイベントを終了させる予定だと見られます。
まとめ
日本と南アフリカの時差は7時間で、日本の方が7時間進んでいます。
現地時間の午前8時にファーストコールの場合、日本時間は同日の午後3時となります。
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公式サイト「Corona Open J-Bay」