2017年にJベイで足指を負傷してツアー離脱し、翌2018年も再び同じ個所を負傷してほぼ2シーズンを棒に振った11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(50歳)。
そんなケリーにとってコンテストサーファーとして有終の美を飾るシーズンと見られたのが、ようやくのツアー復帰となった2019年シーズン。
そのためか、2019年シーズンは撮影班がケリーに密着してドキュメンタリーが製作されていました。
今回の動画は、2019年シーズンのケリー・スレーターを追った全11エピソードから成るシリーズ作品「Lost Tapes」をお届けします。
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2019年シーズンがケリーにとって大きな意味を持っていた理由は、2019年CTランクでアメリカン人サーファーの中でトップ2入りすれば東京五輪出場権を得られたため。
ケリーは過去に何度もコンテストシーンからの引退を囁かれていたものの引退しなかったのは、これぞというタイミングを測っていたのでしょう。
そしてベストタイミングとして浮上したのがオリンピックで、ケリー本人も後にオリンピック出場を最後にしたかったと口にしています。
そんなケリーの2019年のCTイベントの成績は以下の通り。
*ベルズビーチ:5位
*バリ島:3位
*マーガレットリバー:9位
*ブラジル:9位
*Jベイ:9位
*タヒチ:17位
*サーフランチ:9位
*フランス:17位
*ポルトガル:9位
*パイプライン:3位
最終的にケリーはCTランク8位でフィニッシュしたものの、怪我でツアー離脱していたジョンジョン・フローレンスがオリンピック出場権のためにパイプマスターズに出場し、5位の結果でCTランク7位となったことでケリーの夢は潰えました。
結果だけ見れば、2019年はケリーにとって全てが思い通りにいかなかった厳しいシーズンだったようにも見えます。
ですが、21年振りにトリプルクラウンを制覇したり、オリンピック出場権は逃したもののCTランクはトップ10入りなど目覚ましい成績であったのは間違いありません。
今作では、ワールドツアーのみならず、2019年には日本の宮崎で開催されたISAイベントで来日した際のフリーサーフィンシーンなどもカバーされています。
1エピソードあたり20分前後の長編なので、じっくりとチェックして見て下さい。
*エピソード1
*エピソード2
*エピソード3
*エピソード4
*エピソード5
*エピソード6
*エピソード7
*エピソード8
*エピソード9
*エピソード10
*エピソード11