人間が自然に手を加えるとほぼ必ずと言っていいほど思い通りの結果に至ることはありません。
世界を見渡せば、海に人工物を建設したことで消滅してしまったサーフスポットは数限りないので。
そんな常識を覆し最高なサーフスポットに生まれ変わった場所もあり、その一つがオーストラリアのTOS(The Other Side)。
今回の動画は、TOSでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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サーファーズパラダイスという地名があるほどサーファー天国と言えるサーフィン大国のオーストラリア。
そんなオーストラリアのQLD(クイーンズランド)州のサウスストラドブローク島に位置するのが今回の舞台となるTOS。
コロナの影響からツアーがキャンセルとなった2020年、リージョナルとしてオーストラリアのCTサーファーが出場したブーストモバイルプロの会場としても活用されましたね。
ちなみに、同イベントを制したのはメンズがマイキー・ライト、ウイメンズはイザベラ・ニコルスでした。
そのTOSは、防波堤が建設され、サンドバイパスでビーチへと砂を流し込んでいるので、いわゆる人工のサーフスポット。
にもかかわらず、バレルスポットとして世界の中でもトップレベルのベストビーチブレイクと呼ばれているのです。
一般的に防波堤のような人工物が建設されると、潮の流れといった自然の抵抗となることから地形が決まりにくくなったなどの弊害が起きる事が大半。
最悪なケースでは、波がブレイクしなくなって消失してしまうケースもあるのですが、TOSの場合は最高なサーフスポットに生まれ変わったという良い意味で予想外の展開となったそうです。
ちなみに、ストラドブローク島は以下の場所となります。
ゴールドコーストのバーレーヘッズやスナッパーロックスほど有名ではないものの、元CTサーファーのビード・ダービッジ、現CTサーファーのイーサン・ユーイングなどのホームでもあります。