日本の静波で2021年8月にグランドオープンしたウェイブプールのサーフスタジアム。
同プールの造波装置はAWM(アメリカンウェイブマシン)社のパーフェクトスウェルが使用されています。
その造波装置を使い、サーフスタジアムの倍の規模のウェイブプールがブラジルで誕生することに。
今回の記事は、ブラジルで新たに誕生したパーフェクトスウェル搭載ウェイブプールの情報と実際の動画をお届けします。
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ブラジルで新たにウェイブプールが建設されたのは、サンパウロ州にある「Boa Vista Village」と呼ばれる現在建設中のエリア。
特別エリアといった感じで、基本的に居住者および同エリア内のホテル利用者以外は立ち入ることのできないエリアのようです。
実際の場所は以下の通り。
当初は下記リンク先の過去記事でも記している通り、2020年11月オープン予定で動いていました。
なのですが、コロナ禍という状況もあってか予定通りとはいかず、現状においてウェイブプールは完成し、居住エリアはまだ建設中ということでオープンまで後数か月といったところだそうです。
ただし、オープンと言っても誰もが利用可能というわけではなく、近隣住民やホテル滞在者のみ利用可能なプライベートプールになるようです。
完全なる一般オープンという形でないということは、おそらくプールの利用料やホテル代は相当な額になるかと思います。
肝心のウェイブプールに関しては、サーフスタジアムの2倍の規模になったということでロングウェイブを発生可能となることに。
パーフェクトスウェルの目玉であったエアセクションは進化し、1本の波で2回のエアリアルを入れることができるダブルエアセクションが誕生。
1回エアリアルをメイクするだけでも難しいのに、ダブルエアセクションが誕生するとはエアリアルを得意とするサーファーが多いブラジルらしいですね。
ちなみに、ダブルエアセクションの波は「The DoubleShot」と名付けられたそうです。
他には、動画で確認できるスーパーロングバレルなんかは、現行で世界トップレベルと見られるサーフランチ以上にロングのように思えます。
さらにはAフレームの波やローワーズのようなハイパフォーマンスタイプの波など、発生可能な人工波のバリエーションは豊かなようです。
今後さらに情報が公開されてくると思うので、楽しみにしたいところですね。
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参照記事「Footage Of “The Best Wavepool In The World” Leaks From Brazil」