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Photo: WSL

現地時間2019年10月5日、フランスのホセゴーを舞台にした「Red Bull Airborne France」が行われました。

CTイベントと同時開催ということで、CTイベントのラウンド2終了後にそのままレッドブルエアボーンへとなだれ込むことに。

そして、イアン・クレーンが今イベントで優勝というマイルストーンを打ち立てました。

今回の記事は、フランス戦をもって初のシリーズイベントとしては幕を閉じたレッドブルエアボーン@フランスに関するニュースをお届けします。


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イベントレポート

フランスCTイベントのラウンド2終了後ということで、コンディションを考えるとかなりリスキーだったと言えます。

ビッグセクションはビッグクローズアウトに直結し、それでもギャラリーを魅了しようとマット・メオラなんかはチャージしていましたけど。

もちろんメイクはできず、レッドブルエアボーンはエアショーなのでメイクできなければプロセスに関係なくスコアレスとなります。

つまり、ファイナルへと勝ち上がるにはビッグエアーと言うよりも、サイズが小さく落ち着いたランプからのローンチが必要と、エアショーよりもコンテスト寄りのイベントとなりました。

そのため、エアショーとして臨んでいるサーファーに対し、コンテストとしてしっかりエアリアルをメイクすることに集中するサーファーに分かれた印象を受けました。

そんな中、ファイナル進出を果たして優勝を決めたのはサンクレメンテ出身のイアン・クレーン。

以前にレッドブルエアボーンは「CTサーファーvsフリーサーファー」お伝えしましたが、イアンはQSサーファーなので、どちらに分類されるのかは難しいところ(笑)。

一応、CTサーファー以外のサーファーによる初優勝と言われていますが、2016年以降、QSランクのトップ100をキープしていますし…。

何はともあれ、今季3戦設けられ初のシリーズイベントとなったレッドブルエアボーンは今回で2019年は終了。

初チャンピオンが決まったはずですが、WSLのサイトには特にレッドブルエアボーンチャンピオンについての説明はありません。

そこで全3戦の結果を調べてみると、2つのイベントでファイナリスト入りしたサーファーが二人いて、イアン・クレーンとリーフ・ヒーズルウッド。

イアンはバリ島クラマスで4位、フランスで優勝。

一方のリーフはゴールドコーストで2位、フランスが3位。

リーフ・ヒーズルウッドのアーリーウープ@フランス

イアンが出場したのはクラマスとフランスの2イベントのみで、リーフはバリ島クラマスにも出場したものの、クラマスでは一本もメイクをできずに最下位の18位となっています。

おそらくレッドブルエアボーンの初代ワールドタイトル獲得はイアン・クレーンだと思いますが、良く分からないのが現状です(笑)。

イベント結果

ハイライト動画

まとめ

個人的には波のコンディションなどイベントをオンにする上で、ギャラリーを沸かせるために考慮すべき点があると思います。

初年度だったので全てが上手くいくわけもないのは当たり前なので、来年以降は少しずつベターになって行くのではないかと楽しみにしたいところです。

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公式サイト「Red Bull Airborne France