インドネシアのメンタワイ諸島をホームブレイクとするスーパーグロムのディラン・ウィルコクソン「Dylan Wilcoxen」(13歳)。
世界中のトッププロサーファーたちがインドネシアのサーフシーズンになると、こぞって訪れるメンタワイ諸島と言う最強のホームブレイクで育ったと言うバックグランドも後押しし、若手エリートサーファーに成り上がったと言えますね。
今回の動画は、ディラン・ウィルコクソンがとあるオンラインコンテスト用に作成したフリーサーフ映像をお届けします。
スポンサーリンク
動画が作られた経緯は、元ワールドチャンピオンのバートン・リンチとGoProによる14歳以下を対象にしたビデオコンテストに提出するためだったとのこと。
ディランの作品と言うことで撮影の舞台があまりにも豪華で、メンタワイ諸島に加え、ジャワ島Gランドやロンボク島デザートポイントとのこと。
さて、フリーサーフィンは相変わらず同年代ではずば抜けたレベルであることを披露。
驚かされたのは動画の中で何気なく登場する0:58~からのダックダイブ(和製英語ではドルフィンスルー)のシーン。
一般的なダックダイブは、腕立て伏せの体勢でまずはボードのノーズエリアを沈め、その後にテールを足または膝を使ってノーズと同じくらいの深さまで沈めて潜ります。
なのですが、ディランの場合はノーズは軽く沈めるとすぐにテールをキックして思いっきり沈め、その後に平泳ぎのキックのような感じで体とノーズを沈めていきます。
そして細かい点を見ると、ラストのノーズを沈める直前にはレールをグラブしているポジションをよりノーズ寄りへと移動させています。
まさに人里離れたメンタワイ諸島で育った野生児らしさを感じると同時に、ジョンジョン・フローレンスのダックダイブ以来の衝撃を受けました。
衝撃的なダックダイブと言えば、マイケル・フェブラリーのダックダイブも印象に残っているので興味のある方は併せてチェックして見て下さい。