現在、サーフィンのオフシーズンやらショルダーシーズンと呼ばれる雨季の最終月を迎えているインドネシア。
そんなインドネシアの中でも最もサーファー人気が高いバリ島にて、本当に波が無い時に最後の砦となるのが、バリ島の中で地理的に一番スウェルへの反応が良いブキット半島南部。
その南部に位置するサーフスポットの一つがニャンニャンビーチです。
今回の動画は、先日撮影されたニャンニャンビーチでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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いわゆるアベレージコンディションと言った感じとなっている今回の動画。
撮影日となった3月4日の波のサイズは、MSWによると3~4フィートで前後の日程と比較しても大きくなければ小さくもないといった感じです。
ただ、一点だけ一般的なアベレージコンディションと異なるのは波の周期。
インドネシアのスウェルの発生源はインド洋となっていて、南緯40~50度のローリングフォーティーズを東進する低気圧からの贈り物。
インドネシアはエリアによって北半球と南半球に分かれるほど赤道に近い国であり、ローリングフォーティーズまでの距離は遥かかなた。
そのため、スウェルの大半はサイズが小さかろうが長周期のグランドスウェルとなり、今回のスウェルの周期も12秒。
基本的に周期は10秒未満が風波、10秒以上がグランドスウェルと分けられます。
つまり、一般的なエリアとはベースのレベルが恵まれたインドネシアなので、アベレージコンディションと言っても十分すぎるほどのファンウェイブとなります。