4月のマーガレットリバーイベントが終了してCT(チャンピオンシップツアー)のミッドシーズンカット終了後の5月スタートとなる2023年シーズンのCS(チャレンジャーシリーズ)。
今シーズンのスケジュールは基本的には昨シーズンと比較して大幅な変更点があるわけではないのですが、多少の変更点が発表されました。
今回の記事は、WSL(ワールドサーフリーグ)が発表した2023年CSスケジュールに関するプレスリリースをお届けします。
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まず今季のCSイベントのスケジュールは以下の通り。
Boost Mobile Gold Coast Pro Presented by GWM (Queensland, Australia): May 6 - 13, 2023
GWM Sydney Surf Pro Presented by Bonsoy (New South Wales, Australia): May 17 - 24, 2023
Ballito Pro Presented by O'Neill (KwaZulu-Natal, South Africa): July 2 - 9, 2023
US Open of Surfing presented by Pacifico (Huntington Beach, USA): July 29 - August 6
EDP Vissla Pro Ericeira Presented by Estrella Galicia (Ericeira, Portugal): October 1 - 8, 2023
Corona Saquarema Pro (Rio de Janeiro, Brazil): October 14 - 21, 2023
2022年シーズンとの変更点としては、オアフ島ノースショアでCS最終戦として開催されたハレイワチャレンジャーが無くなり、計6イベントになっています
ハレイワチャレンジャーは11月末から12月頭にかけて開催されていたので、昨年よりも早い10月のブラジルCSイベントでシーズンが終わりとなります。
6イベントに減少しましたが、トータルポイントは2022年シーズンと同じく、トップ4リザルトの合計と言う点は変わりません。
このトータルポイントの中で、メンズはトップ10、ウイメンズはトップ5が2024年CTへクオリファイとなります。
もう1つのマイナーチェンジとしては、CSイベントの出場サーファー数がメンズは96名から80名、ウイメンズは64名から48名に減少。
この理由としては、これまで全てのCTサーファーは2つのCSイベントに出場する義務がありました(10年以上CT在籍サーファーは1つだけ)。
でしたが、この義務が撤廃となったので、ミッドシーズンカットをパスしたCTサーファーはCSイベントに出場する必要がなくなったためです。
ただし、自ら出場を望むCTサーファーはワイルドカードとして出場することは可能とのこと。
人数が減ればトータルイベント時間も減るので、その代わりとしてコンディションが良い時間帯を当てやすくなるのはベターでしょう。
最後になりますが、詳細なCSサーファーの内訳は以下となります。
*CTでミッドシーズンカットに引っ掛かったメンズ12名とウイメンズ7名
*前年CSランキングからメンズ10名とウイメンズ5名
*前年のCTサーファーでCTまたはCSからのリクオリファイを逃したメンズ3名とウイメンズ2名
*各リージョンからCS出場権を得たメンズ49名とウイメンズ30名
*2022年のワールドジュニアチャンピオン
*イベント毎にワイルドカード枠としてメンズ5名とウイメンズ3名
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公式サイト「WSL」