Photo: Beatriz Ryder/World SurfPhoto:

現地時間2023年4月10日(オーストラリア)、ビクトリア州ベルズビーチをメイン会場としたCT(チャンピオンシップツアー)第4戦「Rip Curl Pro Bells Beach」が開催。

イベント3日目となった本日は、ウイメンズのラウンド3、トム・カレンとオッキーのヘリティッジヒート、メンズのラウンド4ヒート1までが終了しました。

今回の記事は、リップカールプロベルズビーチのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。


スポンサーリンク


イベントレポート

ウイメンズ

昨日に引き続き、ワイルドなコンディションながらも大幅にサイズダウンしていたのでスタートしたのはウイメンズラウンド。

ウイメンズのラウンド3は、昨日のメンズと同じくオーバーラッピングヒートで進行しました。

焦点となるのはCTランクトップ争いで、トップ3に目を向けるとランキングトップのモリー・ピクラム、2位のカリッサ・ムーアはクオーターファイナル進出が決定。

一方、3位のケイトリン・シマーズはイザベラ・ニコルスに敗れる結果となりました。

好調なのはカリッサで、本日はトータルハイエストスコア14.06をマークしています。

ミッドシーズンカット対象ラインに目を向けると、トップ10圏外のベテランで本日敗退となったのは、サリー・フィッツギボンズ、コートニー・コンローグ、レイキー・ピーターソンの3名。

逆に明日以降に繋ぐことができたのはステファニー・ギルモアのみ。

ステフは昨シーズンに8度目のワールドタイトルを獲得したにもかかわらず、今季は現CTランク14位でミッドシーズンカットで危うい状況になるとは信じがたい現状。

ステフが今イベントでどれほどランキングを上げる事になるのか注目が集まります。

ヒート結果

カレンvsオッキーのヘリティッジヒート

Photo: Ed Sloane/World SurfPhoto:

これまでにもヘリティッジヒートは何回か開催されていて、今回のトム・カレンとオッキーの対戦は前回はオッキーの勝利。

そして今回も僅差ながらオッキーが勝ち、2連勝することになりました。

オッキーの勝利者インタビューは以下の通り。

朝一にサーフした時、今日のようなコンディションはトム向きだなって思った。

だって、こんなコンディションでトムがサーフすると波が相当良さそうに見えるんだから。

そしたら7.60をマークして、相変わらずだなって思ったよ。

僕はボード選びでミスしたけど、あのワンターンは良いフィーリングを感じたね。

海はとにかくトリッキーだったけど、トムとヘリティッジヒートを戦え、多くの方がビーチで声援を送ってくれてストークしてるよ。

メンズ

本日のメンズは1ヒートを行った時点でイベントはオンホールドとなり、ハイタイドから潮が引き始める時間を待ったものの、結局イベントはオフとなりました。

つまり、開催された1ヒートは波が良くなく、そのヒートに当たったのはジョアン・チアンカとマシュー・マギリヴレー。

そしてマシューは現CTランク2位のジョアンを破る番狂わせを起こしました。

ちなみにマシューは爆発力を持っているサーファーなので、安定はしていないものの時にとんでもないライディングで沸かせます。

かつてのグリフィン・コラピントのイメージが重なるのは私だけではない事でしょう。

ハイライト動画

波予報

サーフラインによる今後の予報ですが、13日以外はいつ開催されてもおかしくないものの、一番可能性が高いのは12日午後とのこと。

予報通りであれば、12日午後にメンズのラウンド4を開催し、ウェイティングピリオド最終日の14日にイベント最終日という流れでしょう。

ただ、14日まで待って予報が悪化したらというリスクもあるので、明日でも使えそうなコンディションであれば、たとえ数ヒートでも開催すると思います。

まとめ

オーストラリアのビクトリア州と日本の時差は1時間で、ビクトリア州の方が1時間進んでいます。

明日のファーストコールとなる現地時間の午前7時15分は、日本時間の6時15分になります。

-----

公式サイト「Rip Curl Pro Bells Beach

2023年リップカールプロベルズビーチの過去記事

Twitterもお願いします!

World Surf Travel

当サイトの姉妹サイト「World Surf Travel」

サーフトリップ情報や海外現地情報など

個人旅行に関する全般情報を配信中

おすすめの記事