マーガレットリバープロはまだ終わっていないものの、すでにミッドシーズンカットは男女ともに決定となりました。
そこで少し気が早い気もしますが、2023年シーズン後半戦と2024年シーズンに関するシーズンワイルドカードが発表されることに。
そしてミッドシーズンカットとなった11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(51歳)はツアー残留が決定。
今回の記事は、WSL(ワールドサーフリーグ)が発表したシーズンワイルドカードに関するニュースをお届けします。
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まずWSLの発表によると、2023年後半戦~2024年シーズン前半戦までのシーズンワイルドカードは、メンズがケリー・スレーター、ウイメンズがジョアン・デフェイ。
2024年シーズン前半戦のシーズンワイルドカードは、メンズがミゲル・プポ、ウイメンズがブリッサ・ヘネシーとのこと。
コンテスト部門のトップを務めるチーフのジェシー・マイリー・ダイアーによる声明は以下の通り。
選出理由はWSLルールブックに基づいていて、ミッドシーズンカット後となる後半戦からに関しての選出基準は、元ワールドチャンピオンもしくはWSLファイナル出場者のみ。
ケリーもジョアンも同基準を満たしているので、シーズンの後半戦の二人の活躍を楽しみにしています。
2024年シーズンのミゲル・プポとブリッサ・ヘネシーによるツアー復帰もまた楽しみです。
さて、これまでにWSLはワイルドカードに関しては何度もツアーへの貢献度と触れていたので、概ね納得のいく人選ではないでしょうか。
ケリーとジョアンは予想通りといった結果で、ケリーが受け入れるのかどうかが最大の焦点でしたが、やはりまだパリ五輪出場を見据えているのでしょう。
ミゲルは10年以上ツアー在籍していて、昨シーズンはCTランク6位でフィニッシュし、今年は怪我によりオーストラリアンレグは欠場と言った不運に見舞われていたのでこちらも納得の結果。
意外だったのはブリッサで、個人的にはコートニー・コンローグが選ばれると思っていました。
コートニーのツアー歴はブリッサの倍で、コートニーは過去に2年連続でCTランク2位とタイトルレースを経験しているので。
もしかしたら、コートニーがシーズンワイルドカードを辞退したのかもしれないので何とも言えませんが。
なにはともあれ、最大の関心はケリーであり、ケリーのコンテストキャリアが本人が目標と公言していたパリ五輪で終えるというシナリオをメイクしてしまうのか注目ですね。