来月6月12日からウェイティングピリオドに突入となるインドネシア開催のQS(クオリファイングシリーズ)イベント「Krui Pro」。
インドネシアQSイベントのクルイプロは会場が豪華とあり、過去にはガブリエル・メディナが出場したこともあったほど。
そんなクルイプロの会場となっているのが、南スマトラのクルイに位置するウジュン・ボチュル(Ujung Bocur)でカラニンボール(Karang Nyimbur)とも呼ばれています。
今回の記事は、ここ最近のウジュン・ボチュルの波情報とドローン動画をお届けします。
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色々な呼び名があるので複雑ですが、基本的に私はインドネシア人には「ウジュン・ボチュル」、インドネシア人以外にはサーフスポットを指す時は「ポイントブレイク」と分かりやすい方に使い分けています。
そんなエリアへと私がやってきたのは5月1日のことで、本来ならばサイズアップのタイミングに合わせてジャカルタから飛んでくるはずでしたが、4月終わりからインドネシア入りしたもののサイズアップの気配がなし。
インドネシアにいながらずっとジャカルタ滞在でノーサーフも辛いので、とりあえず移動してきました。
クルイ入りしてからは3~5フィートをベースに多少の上振れや下振れはあったものの、基本的にウジュン・ボチュルは使えるコンディションにはならず。
ポイントブレイクなのである程度のサイズがないと使えないと思ったのですが、意外にもクルイ入りから10日してようやくロングラインが姿を見せることに。
理由については明白ではないのですが、スウェルの向きが原因だった可能性はあります。
最初の10日ほどは南スウェルが大半で、コンディションが決まった時の向きは南西だったので。
ただし、スウェルは低気圧が移動する事で向きが変わり、ずっと南向きだったわけでもないのでシックリこないのですが。
何はともあれ、絵に描いたような見事な波がブレイクしていますが、サーファーの数も半端ではなくスンバワ島レイキーピーク以上のような気がします。