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なかなか大幅な変化を伴う流行が起きにくいサーフボード。

今から40年近く前となる1980年にサイモン・アンダーソンがスラスター(トライフィン)を考案して以来、今なおサーファーが使うフィンセッティングの大半はスラスターですし。

そんな中、徐々にではあるもののツインやクアッドも注目を集めていて、その立役者の一つであるのがアルバムサーフボード。

今回の動画は、アルバムサーフボードがリリースしたフリーサーフィン映像をお届けします。


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動画に出演しているサーファーは以下の通り。

*ヴィクター・ベルナルド
*マッケンジー・ボーデン

スラスターと違い、センターフィンが無い事で水の抜けが良くスピードが出やすいと言った特徴のあるツインやクアッド。

スピードが出やすいと言う事で、随分前からバレルスポットでのイベントであればCTサーファーでもクアッド利用者は出てきていました。

ただし、定説としてセンターフィンがないとスピードは出るけど、船舶における舵が無い状態なので操舵性(マニューバビリティ)に劣ると言われてきました。

一方、コンペティターは波のフェイスを一切に無駄にしないライディングが求められるので、細かなコントロール性能が必須。

そんな定説の中、元ワールドチャンプのCJホブグッドが、2007年にローワーズで開催されたQSイベントでクアッドに乗って優勝。

ここから一気に時代は変わるのかと思ったのですが大きな変化はなく、新たな波となり得る現象は、WSLファイナルでフィリペ・トレドがクアッドに乗っていて、昨年はワールドタイトルを獲得した快挙。

このような流れをプッシュするブランドの一つがアルバムサーフボードであり、動画を見るとセンターフィン無しでもハイパフォーマンスサーフィンと変わらないと感じるほど。

サーフィンの世界は道具に関しては意外と保守的ですが、大きなトレンド転換のタイミングに差し掛かっていると言えるのかもしれません。

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