ギャビン・ベッシェン

オアフ島ノースショアのウインターシーズンになると、ビッグバレルシーンでは必ずラインナップに登場するベテランボルコムライダーのギャビン・ベッシェン「Gavin Beschen」(40歳)。

南カリフォルニアのサンクレメンテ出身ながら、現在暮らしているのはハワイのオアフ島ノースショア。今回の動画は、ノースショアで暮らすギャビン・ベッシェンを追った映像をお届けします。


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ギャビンの兄は、1996年にケリー・スレーターとワールドタイトル争いを演じ、ケリーに破れはしたもののWCTランク2位を記録したシェーン・ベッシェン。そのシェーンの息子が、グロムとして期待されるノア・ベッシェンですね。

王道を辿っていた兄シェーンとは異なり、アンダーグランドな道を選び、異彩を放っていたのがギャビン。そんなギャビンですが、20年ほど前からハワイに拠点を移して生活していると言います。

ハワイにユートピアを見出したというギャビンが現在暮らしているのは、ロッキーポイント近くとのこと。家族と穏やかな暮らしを送っているそうです。

しかし、ひと度ウインターシーズンが来れば、ハードコアかつリスキーな波がブレイクするオアフ島ノースショアの世界ベストウェイブで、何年経っても変わらぬスタイリッシュなサーフィンを見せるギャビン。

ギャビンが若かった一昔前のボルコムライダーと言えば、メインストリームから一歩離れた強烈な個性を持つアンダーグランドサーファーといったイメージが強く、ギャビンもその中の一人でした。

そんなイメージが強かっただけに、今回の動画を見ると非常に落ち着いた雰囲気に変わったと感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、サーフスタイルは健在。相変わらず独自のスタイルを持つクールなサーファーです。

そのギャビンにとって海とは「海がオレの魂に与えてくれるものは、凄いスピリチュアルなもので、なんだかんだで気持ちが落ち着くんだ。親友からぎゅっとハグされるようなものさ」と締めています