Photo: Beatriz Ryder/World SurfPhoto:

現地時間2023年6月11日(エルサルバドル)、ライトのポイントブレイクのプンタロカをメイン会場としたCT(チャンピオンシップツアー)第7戦「Surf City El Salvador Pro」が開催。

イベント2日目となった本日は、メンズラウンドのラウンド3~クオーターファイナル、ウイメンズラウンドのラウンド2~クオーターファイナルが開催されました。

今回の記事は、エルサルバドルプロのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

ウイメンズ

本日はオンショアが吹くことが懸念されていましたが、良い意味で予報を裏切ってくれ、一日オンとなったエルサルバドルプロ。

ウイメンズのラウンド2からスタートとなり、その後は男女交互に開催という流れになりました。

ウイメンズのラウンド2は概ね妥当な結果となりましたが、1つだけ挙げるとすればジョアン・デフェイの敗退。

今季前半はほぼツアー離脱していたジョアンですが、まだ本調子に戻っていないのかもしれません。

ただ、ジョアンを破ったモリー・ピクラムも今季は好調なので、番狂わせと言う結果でもないのですが。

クオーターファイナルに進むと、ヒート1はタイラー・ライト、ヒート2はステファニー・ギルモア、ヒート3はカリッサ・ムーアと揃って複数回ワールドチャンプたちがラウンドアップ。

シングルハイエストスコア9.37とトータルハイエストスコア17.54をマークしたのはカリッサ。

ちなみに、カリッサは今回のセミファイナル進出により、今季のセミファイナル進出は4度目とのこと。

そして今季セミファイナルまで進んだイベントは全て優勝しているので、今季4勝目も十分にあり得るでしょう。

意外だったのはキャロリン・マークスとタティアナ・ウェストン・ウェブの対戦となったヒート4。

このヒートはなんと、タティアナが体調不良によりキャロリンの不戦勝となりました。

怪我による棄権は珍しくありませんが、トップアスリートが体調不良で棄権とはあまり聞かないので驚かされました。

結果

メンズ

メンズサイドは番狂わせが多数発生し、結果的にセミファイナルまで勝ち上がった現CTランクトップ10は、グリフィン・コラピントとフィリペ・トレドの2名のみ。

アクション系の波と言う事で、ガブリエル・メディナとイタロ・フェレイラの敗退した結果が最も大きな波乱と言えるでしょう。

イタロはイアン・ジェンティル、ガブリエルはバロン・マミヤに敗退となり、いずれも僅差での結果となっています。

イアンは昨日のジャックロボ、本日のイタロにジョアン・チアンカとビッグネームキラーとなり、セミファイナル進出を決めています。

次なる相手はフィリペですが、再びの番狂わせを見せてくれるのか楽しみではないでしょうか。

本日のシングルハイエストスコア8.83をマークしたのは、ラウンド3でのフィリペ・トレド。

トータルハイエストスコア16.90をマークしたのはラウンド3での五十嵐カノア。

カノアは残念ながら、フィリペと対戦したクオーターファイナルで敗れ、イベント敗退となりました。

結果

ハイライト動画

波予報

今後の予報を見ると、イベント期間において最もコンディションが良さそうなのは16日で、波のサイズは昨日や今日と似たり寄ったりの4~6フィート。

ただし、早く終わらせたいのが運営としての本音なので、残りヒートも計6ヒートしかなくこれまでの流れを見ると、使えそうなコンディションになればオンにして終わらせるような気がします。

まとめ

中米エルサルバドルと日本の時差は15時間で、日本が15時間進んでいます。

次なるファーストコールとなる現地時間の2023年6月12日午前6時15分は、日本時間では6月12日午後9時15分となります。

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公式サイト「Surf City El Salvador Pro

2023年エルサルバドルプロの過去記事

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