Photo: World Surf League

ブラジルのサクアレマで開催されていた2023年CS(チャレンジャーシリーズ)最終戦「Corona Saquarema Pro」。

優勝はメンズがサミュエル・プポ、ウイメンズがエリン・ブルックスという結果で今シーズンのCSが幕を閉じました。

今回の記事は、今年2023年CSランキングから2024年CT(チャンピオンシップツアー)へクオリファイを決めたサーファーに関するニュースをお届けします。


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イベントについても少し触れておくと、インパクトが強い話題はエリン・ブルックスの優勝でしょう。

ケイトリン・シマーズと同じく次世代ガールズによる活躍というわけで、いよいよケイティのみの個ではなく、世代としての活躍になってきているわけですから。

エリンは今年開催されたオリンピック選考のISAワールドサーフィンゲームでも準優勝と活躍しているので、CT入りも時間の問題でしょう。

そんなエリンですが大きな問題が一つあり、現在はISAやWSLでもカナダ代表でイベント出場していますが、カナダからの市民権承認は長らく保留のままとなっています。

もともとはハワイ代表として活動していましたが、現在はオリンピック関係でカナダ代表として活躍しているものの、当のカナダからは認められていないという現状。

さて、ここからはCSランキングについて触れていくので、まずは確定したばかりの2023年シーズンのCSランクをどうぞ。

メンズ

まず、メンズは前回のポルトガルCSイベント終了後と比べ、CTクオリファイ条件となるトップ10入りの逆転を果たしたのはサミュエル・プポのみ。

サミーに代わりトップ10から転落してCT入りを逃したのは、ブラジリアンの次期ワールドチャンピオンと言われて久しいマテウス・ハーディ。

10名の顔ぶれをチェックすると、ツアー返り咲きとなるのはランク順に以下の5名。

・サミュエル・プポ
・イマイカラニ・デヴォルト
・フレデリコ・モライス
・ジェイク・マーシャル
・デイヴィッド・シルヴァ

ツアールーキーは以下の5名。

・コール・ハシュマンド
・ジェイコブ・ウィルコックス
・クロスビー・コラピント
・イーライ・ハンネマン
・ケイド・マトソン

他の記事などでも触れていますが、今季のメンズCSにおいて顕著だったのはサーフ業界中心地であるサンクレメンテ出身サーファーたちの活躍ですね。

以前は長らくコロヘ・アンディーノがサンクレメンテ代表としてCTで戦い、ようやく追随してきたのがグリフィン・コラピント。

そしてコロヘがミッドシーズンカットでCT残留を逃した今年、その代わりにコール、クロスビー、ケイドの3人もクオリファイしたのはサンクレメンテボーイズの大躍進と言えます。

ウイメンズ

ウイメンズサイドに関しては、ポルトガル後とトップ5の顔ぶれは変わらずフィニッシュとなりました。

ツアー返り咲きとなるのは3名でランク順に以下の通り。

・インディア・ロビンソン
・サリー・フィッツギボンズ
・イザベラ・ニコルス

ツアールーキーは以下の通り。

・ソイヤー・リンドブラッド
・アリッサ・スペンサー

最後になりますが、ブラジルでの2023年CS最終戦のイベント最終日のハイライト動画をチェックして見て下さい。

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