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Photo: WSL

現地時間2019年11月24日(ハワイ)、トリプルクラウン第1戦となるQS10,000イベント「Hawaiian Pro(ハワイアンプロ)」が終了しました。

来年のCT(チャンピオンシップツアー)クオリファイをかけた重要な一戦を制したのは、ポルトガル出身で元CTサーファーのフレデリコ・モライス「Frederico Morais」(27歳)。

フレデリコにとって、QS10,000イベントというメジャーイベントでの初優勝という快挙となりました。

今回の記事は、2019年ハワイアンプロが終了したということで、最新QSランキングといったニュースをお届けします。


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今回のハワイアンプロはイベント最終日まで11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーターも勝ち残っていたので、ライブ中継に釘付けになっていた方もいることでしょう。

そのケリーですが、セミファイナル敗退となり、ハワイアンプロの結果は7位となりました。7位であれば、十分にトリプルクラウンのチャンピオンを狙えるポジションなので、ワールドカップに出場するのかが気になります。

さて、ハワイアンプロのファイナルの結果は以下の通り。

とても面白いことに、レオナルド・フィオラヴァンティ以外はCTサーファーではないと言う珍しい組み合わせになりました。

QSサーファーが数多くファイナリスト入りとなったということは、必然的に大きな動きを見せる事になるのがQSランキング。

QS最終戦となるワールドカップを前にした現在の最新QSランクは以下となります。


全てのランキングはこちら

現在のランキングとポイントを見る限り、QSランク7位のコナー・オレアリー辺りまではCTクオリファイが手堅いと思います。

あとは、CTランクのトップ22に入るサーファーがQS最終戦のワールドカップにて、どれほど上位に入ってくるかが鍵となります。CTランクでクオリファイするサーファーがワールドカップでハイポイントを獲得してもQSランク争いには関係ないためです。

逆に、セミファイナルやファイナルにQSサーファーが多く勝ち上がることになると、ランキングが大きく変動する可能性もあり得ます。

個人的に気になるサーファーは、バロン・マミヤとサミュエル・プポ。二人とも若手で勢いと思い切りのあるサーフィンが特徴なので、CT入りすれば盛り上げてくれる存在になると思うためです。

さて、今季2019年QSシーズン最後となるワールドカップは早ければ明日からイベントがスタートします。どのようなドラマが生まれるのか楽しみにしたいところです。

2019年ハワイアンプロのイベントハイライト動画

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公式サイト「Hawaiian Pro