様々な造波装置メーカーが参入してくるモダンウェイブプールシーン。
そして新たな参入者として2024年1月1日からカリフォルニア州パームスプリングスでオープンとなるのが、サーフロック社の造波装置搭載ウェイブプールとなる「PSSC(Palm Springs Surf Club)」。
新たにと言ったものの、デモ施設を何度となくアピールしていたのですでに馴染みはあるのですが、商業施設としてのオープンは初となります。
今回の記事は、PSSCの利用料金やプロサーファーによるテストライド動画などをお届けします。
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コロナのパンデミック前後辺りからSNSでの露出が目立っていたPSSC。
だからこそ、商業施設としてのオープンも2021年辺りと見られていたものの、大幅に造波装置を改良したことで伸びてしまったそうです。
ただし、時間は掛ったからこそ十分にサーファーが満足できる人工波発生を可能にしたそうで、テストライド動画を見るとターン、エアー、バレルと何でもアリ。
そんなPSSCの利用料金は以下となります。
*初級コース:100ドル(約1.4万円)/1時間
*中級コース:150ドル(約2.1万円)/1時間
*上級コース:200ドル(約2.8万円)/1時間
中級の人工波はAフレームと言う事で、ライトにレフトと1本の波で2人のサーファーがライド可能。
人工波の発生周期は15秒おきに3本の波を発生させ、3本のセット間のインターバルはおよそ1分半だそうです。
上級コースはAフレームに加え、ライトとレフトの人工波も発生可能。
Aフレームだとライディング距離はプールの半分となるので、ライトまたはレフトを選べばプール全体を使えてライド距離が伸びる事になります。
人工波の発生周期はAフレームの場合、8秒おきに3本の波を発生させ、3本のセット間のインターバルはおよそ1分半。
ライトまたはレフトの場合、15秒おきに3本の波を発生させ、3本のセット間のインターバルはおよそ1分20秒だそうです。
さて、満を持してのオープンであり、テストライドしたプロサーファーたちが一斉にYoutubeチャンネルで公開したのはSNS戦略を重視しているPSSCらしくもあります。
また、パイプマスターズ終了後と言うタイミングでの披露は、ケリー・スレーターのサーフランチ初披露のタイミングを彷彿させられます。
ますます賑やかになってくるウェイブプールシーンの新たな動向にも注目ですね。
*ジェイミー・オブライエン
*メイソン・ホー
*ディラン・グレイヴス
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公式サイト「Palm Springs Surf Club」