インドネシアのバリ島が誇るワールドクラスのライトハンダーとして有名なサーフスポット「クラマス(Keramas)」。
インドネシア全体で考えれば現在はオフシーズンやショルダーシーズンと呼ばれるものの、クラマスはサーフシーズンと呼ばれています。
その理由としてはクラマスが東向き沿岸であるため、季節風の向きがオフショアとなるため。
今回の動画は、今年2024年シーズンにおいてベストコンディションとなった数日前のクラマスでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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4~10月の乾季、11~3月の雨季と2つの季節に分けられる赤道直下のインドネシア。
そんなインドネシアでインド洋に面したサーフエリアにおいて最もコンスタントにスウェルが発生する時期が乾季。
スウェルの発生源が南半球の低気圧であり、乾季の時期が南半球のウインターシーズンに当たるためです。
なのでスウェルに関しては乾季が良いのは間違いないのですが、クラマスは東向き沿岸であるので乾季の季節風はオンショア。
そしてスウェルがコンスタントに発生しにくい雨季の季節風がオフショアになるので、スウェル的には良くなくても風向き的には雨季がサーフシーズンとなるわけです。
つまり、本格的なシーズン入りを前にしたこれまでのベストコンディションと言う今回のフリーサーフィン動画。
言ってみればクラマス覚醒と言うレベルではないのですが、それでもこれほどクオリティの高い波がブレイクするインドネシアはサーファーにとって魅力的なサーフカントリーですね。