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Photo: WSL / DAMIEN POULLENOT

2020年シーズンのCTイベントキャンセルを経て、ついにスタート目前となっている2021年シーズンのウイメンズCT初戦「Maui Pro presented by ROXY」。

イベント会場はハワイのマウイ島ホノルアベイで、ウェイティングピリオドは12月4~15日となっています。

ライブ観戦する場合、重要になるのはイベント開催予定日。

今回の記事は、波予報から見たマウイプロの開催日の予想といったニュースをお届けします。


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ウイメンズのCTイベント進行

最後にウイメンズのCTイベントが開催されたのが昨年2019年のマウイプロだったので、実に1年振りに再開となるワールドツアー。

イベントのウェイティングピリオドは12日間あり、この期間内でベストコンディションの日にイベントがオンとなります。

イベント開催日に関しては、波予報とヒート数をチェックしていればある程度は予測できます。

例えば、ウイメンズCTイベントの場合は各ラウンドのヒート数は以下となります。

シーディングラウンド(ラウンド1):6ヒート

イリミネーションラウンド(ラウンド2):2ヒート

ラウンドオブ16(ラウンド3):8ヒート

クオーターファイナル:4ヒート

セミファイナル:2ヒート

ファイナル:1ヒート

合計ヒート数は23ヒートで、イベント期間の波予報が良くない場合は最短で2日間でイベントを終わらせます。

最短の典型的なケースは、イベント初日にラウンド1~3、イベント最終日にクオーターファイナル~ファイナルまでの進行となります。

ただし、上記進行だと勝ち上がっていくサーファーは1日で3ヒートこなしたりと体力的にもハードになるので、波が良ければ3日間に分けたりと余裕を持った進行になります。

上記のような進行に加え、イベント期間で最も波が良さそうな日をイベント最終日に当てる傾向があります。

マウイプロの波予報

諸々の事情を念頭に置きつつ、ホノルアベイの波予報をチェックして見ると、イベント期間でサイズのあるスウェルがヒットするのは、現時点の予報においては12月7日のみ。

厳密に言うと、12月6日の深夜にスウェルがピークに達し、7日はサイズダウン傾向ですが十分なサイズがある見込みとなります。

となると、今回のポイントになるのは12月7日で、この日をイベント最終日にしたいはずですが、7日までにラウンド3まで終了させられるのか焦点になります。

6日は夜間になってからスウェルに反応し始める予報で、スウェル到来が早まって6日午後にコンテストをオンにでき、せめてラウンド2まででも終了できれば、7日はラウンド3からファイナルまでの進行になる可能性もあると思います。

逆に6日は午後もオンにできないコンディションであれば、7日に目一杯イベントを進行させて、多少ながらサイズが残る可能性がある8日午前が最終日になるかもしれません。

WSLの公式波予報サイトのサーフラインの予想では、12月4日の午前は胸サイズくらいだけどコンテスト開催可能だろうとのこと。

12月5~6日はレイデイ(Layday:イベントのオフ日)の可能性が高く、7日は開催可能性が高く、8日は開催可能だろうとの見込みです。

まとめ

ハワイイベントと言うことで、インターネットでライブ観戦する場合に大変なのが時差。

現地時間の12月4日午前8時にイベントが開催の場合、日本時間は12月5日午前3時となります。

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公式サイト「Maui Pro presented by ROXY

2021年マウイプロの過去記事