昨年はCTランク5位となり、パリ五輪への出場権を獲得したオーストラリアのモリー・ピクラム「Molly Picklum」(21歳)。
CTにおけるトップサーファーと言う事で、オリンピックで目指しているのは言うまでもなく金メダルでしょう。
そんなモリーが昨年にトレーニングとしてチョープーを訪れた際の動画が公開されることに。
今回の動画は、モリー・ピクラムによるタヒチのチョープーでのヘビーワイプアウト映像をお届けします。
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チョープートリップを敢行したのは2023年10月のことで、シエラ・カーなどと共に2週間ほど過ごしたとのこと。
そのトリップにおける一本のワイプアウトを紹介する動画なのですが、いきなり驚かされるのがステップオフで波に乗っているのです。
ステップオフとはジェットスキーの後方に乗った状態から波へと飛び乗るスタイルで、トウインよりも手軽に波に乗れます。
ただ、オリンピックはパドルインサーフィンなのに、なぜステップオフをしているのかと不思議に感じましたが、乗った波を見て納得できました。
あくまでも私の推測ですが、一気にレベルアップさせるために荒療治的ではあるものの、あの波に乗らせたのではないかと思います。
そのくらいウイメンズにしてはヤバすぎる波ですし、動画内でも「あれをメイクしてたら、ウイメンズでのベストウェイブになっただろうね」との意見が出ているほどなので。
つまり、モリーが好んであのポジションから狙ったというか、ジェットスキードライバーに行かされたのではないかなと思います。
ただ、チョープーであのレベルの波ともなれば怪我のリスクもあるので、行かせる方も強烈だし、実際にサバイブしたモリーも強烈。
とは言っても、金メダルを狙うのなら、ローカルのヴァヒネ・フィエロと対戦ともなれば、あのワイプアウトに近いくらいディープに攻めなければならないだろうしと思うと、荒療治も十分に意味のある事だと言えるでしょう。
めちゃくちゃハードコアであり、実際にオリンピック期間に炸裂状態になるのか気になってしょうがないですね。