リビングレジェンドとして知られる11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(52歳)。
今シーズンのケリーはミッドシーズンカットに引っ掛かってツアー落ちとなり、来季のシーズンワイルドカードを得ていないのでついにフルタイムでのツアーから離れる事になりました。
そして昨日のレギュラーシーズン最終戦のイベント最終日と言うタイミングで、1本の動画が公開されることに。
今回の動画は、今年2024年をもってCT(チャンピオンシップツアー)生活を終えたケリー・スレーターを称えた映像「GROM to GOAT: Thank you Kelly Slater」をお届けします。
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メンズのワールドツアーにおいて最多ワールドタイトル数を誇り、さらには史上最年少と最年長でのワールドチャンプと言う記録を残しているケリー。
本名はロバート・スレーターで、一般的に知られている「ケリー」と言う名前はケリー本人が付けたミドルネームで、確かケリーのおじさんの名前が「ケリー」でクールと思って付けたとかだったと思います。
もしも「ロバート」と言う名前のまま表舞台に出ていたら、「ロバート」のニックネームは「ボブ」なので、「ケリー」ではなく「ボブ」と呼ばれていたかと思うとイメージが変わりますね。
そんなケリーの今回のトリビュート動画ですが、ディレクターを務めたのはテイラー・スティール監督。
モーメンタム世代の火付け役といった存在で、「モーメンタム世代」と言うケリー世代を指す言葉はテイラーの「モーメンタム」と言うサーフムービーに由来しています。
ロブ・マチャドと仲が良かったテイラーがロブの撮影をするようになり、それからロブの友達のケリーやシェーン・ドリアンなど撮影対象者が広がっていった感じです。
最後になりますが、タイトルにある「GROM」は「Grommet」の略で、横乗り系の若手(主に16歳以下)を指します。
そして「GOAT」はまんまだと「ヤギ」と言う意味ですが、ここでは「Greatest of All Time」の頭文字で意味は「史上最高の人」となりスポーツ界全般で使われている表現です。