韓国でも近年では人気が高まっているサーフィン。
2020年にオープンしたウェイブガーデン社の造波装置を搭載したウェイブプール「Wave Park(ウェイブパーク)」の存在も大きい事でしょう。
ただ、高まる人気と共に問題も同時並行で発生し、規制と言ったルールが必要な局面を迎えているようです。
今回の記事は、来年から施行されることになる飲酒サーフィン禁止に関するニュースをお届けします。
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日本に住んでるとお酒の事故は多々あるものの、その扱いに関しての規制は非常に緩いように感じます。
ここ最近では東京の渋谷区で2024年10月1日から夜間(午後6時~午前5時)の路上飲酒禁止の条例が施行されましたが、あくまでも条例レベルの話ですし。
一方、海外ではビーチなど公共の場での飲酒が禁止されている国は珍しくなく、僕が20年近く前に暮らしていたオーストラリアも当時ですでに法律で禁じられていました。
そしてお隣の国、韓国は日本と同じく公共の場での飲酒に関しては不問と寛大な措置が取られていたのですが、来年の夏を目前に控えた2025年6月21日から法律で禁じられることに。
ちなみに、現行のルールではウォータースポーツでの飲酒に関しては、ジェットスキーと言ったエンジン付きの乗り物に乗車時のみ、飲酒禁止というルールがあったそうです。
そのルールが拡大となり、来年6月からはサーフィンやカヤックなども対象になるとのこと。
それだけ酔っ払いによる事故が多発してきたからこそのルール改定ということなのでしょう。
酔っ払いの対象となるのは血中アルコール濃度0.03パーセント以上で、罰金は最大で100万ウォン(約10.7万円)とのこと。
アルコール濃度に関しては欧米などではビール1杯までは大丈夫など、日本よりも少し緩い印象があります。
なのですが、韓国の設定地は日本の道路交通法による酒気帯び運転と同じ設定地なので結構厳しい事が分かります。
さて、不要な事故が減る事は望ましいのですが、監視体制を敷くこと言うことで費用を考えると、結局は主要エリアのみカバーという形になりそうな気がします。
ちなみに、先日滞在した南米ボリビアでは司法選挙前日と当日は、アルコール飲料の販売が中止されていたほど。
国によってアルコールの扱いが異なるのは興味深いですが、ボリビア到着後に2日間に渡りご当地ビールが飲めなかったのは悔しかったです…。
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